あうあうあう

まったくもう、何でこんなに忙しいんだ。
それも多分とことん、しょうもないことばっかりで。

二缶買っていた灯油は、この数日で何とか使い切った。炎の色や火の匂いがなつかしくて、ついまた買いたくなって困っている。でも買わないぞ～。あとはもう、エアコンだけでも乗り切れそうだし。

飼い猫カツジが、またちょっと後肢を引きずり出したので、迷ったが結局病院に連れて行った。介護保険の審査をする時にはりきって元気になっちゃうお年寄りじゃあるまいに、やつはお医者さんの前だと、しゃんと歩いて、何ですかというような顔をして、私たちを見ていた。お医者さんは身体をさわって調べてくれたが、悪いところもないようで、ビタミン剤と何かを下さり、十日ほど飲ませてみることにした。ツメも食い込んでないようだけどと言いながら、看護師さん二人と三人がかりで、一応ツメも切ってくれた。カツジは怒ってぎゃあぎゃあしゃあしゃあふうふうと、最近めったに見せない猛獣のような顔と声で暴れたが、その後ではまたけろりと、おとなしくなって、元気に帰宅した。毎朝、ばたつくのを押さえて薬をのどに押し込んで、ごっくんとのどを波打たせて飲み込むのを確認しては解放してやるのが、私の楽しみになっている。薬が効いてるのか何なのか元気がよくて、妙にとことこ歩き回っている。ほんともう、こいつのことはわからない。

庭の梅が満開できれいで、いい匂いさえかすかに漂う。野放図に広がった枝を数本切って、ご近所さんにさしあげた。ご主人の命日に間に合うわと喜んで下さった人もいた。もっと切って配りたいけど、けっこうな労働で、疲れてしまうので、もうこのままにして、花が散ってから枝は刈り込むことにする。

えー、まだ書きたいことがいろいろあるんだけど、とにもかくにも、もうすることが多すぎて。また明日にでもゆっくりと。