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こうなることと思っていたのさ

いやあ、数日前に書いたのですけど、私は何か始めると、そっちにかまけてやめられなくなるんだよねえ。今日も暗くなるまで庭の草取りしてました。何しろ荒れに荒れてる庭なので、何をしてもすることがなくならなくて、ほくほくする(笑)。

表庭の藪を切り開いて、道からもチューリップの花が見えるようにしたのですが、回りの草を少々取っても、あまりに放置しすぎていたチューリップは、かわいそうなぐらいひよひよくねくねしていて、ぱっとせず、唐突ですが『ドリトル先生のサーカス』で、急に花形の「もの言う馬」に抜擢された荷馬車引きの老馬ベッポーが、飾り立ててもらってもいまひとつみすぼらしかった姿(その後の公演ではドリトル先生との共演が大成功して人気者になるんですが)を思い出したりしてしまう。
 せめてちょっとでもカッコいい姿を撮ってやりたくて、朝から家を出たり入ったりしています。チューリップって日が照ると花が開いて華やかになったりするんですよ。

夕方にはまた横庭のタンポポをひっぺがしてひっこ抜いて、ついでにそのへんの草取りを少々。植木鉢も移動させて、安物の花をなかば闇の中で植えました。これってなかなかいいですね。草抜いてすっきりさせた鉢に、征服の印みたいに花を植えて行くのは。全部70~80円の処分品の花なんですが、十本買っても千円にもならない♪

バラの花たちの先端の枯れて縮まっていたのは、薬をまいて何とか食い止められたのか、少しはつぼみも見えています。この病気だか虫だかは、モッコウバラには通用しないのか、そちらはそろそろ黄色い花をいっぱいにつけ始めています。それとユリもにょきにょき育ちはじめていて、早く周囲の草を抜かないと、とんでもないことになりそう。

一度でいいから、朝から晩まで庭の手入れに没頭したい。なのに毎日、何かちょこちょこ用事が入ってしまうんだよなあ。まあ今日は、ここ連日とんでもない熱戦接戦をくりかえしていて、不本意ながらついつい見てしまっていたプロ野球のホークスの試合が雨で中止になったから、少しは時間がとれたのかもしれない。何しろ主要選手が皆怪我で抜けて新人ばかりで、どうやって勝つ気かしらと変な興味がそそられてしまう。中でも笑っちゃいけないのだが笑ってしまったのが、いまひとつ不安定なクローザーのオスナ投手が最終回に打たれて同点にされ、延長戦になったところが、開幕から連続ヒットの記録を作っていたのにその日は打てずに記録も終りのはずだった周東佑京選手がヒットを打って記録がつながり、結局はチームも勝ってしまったこと。ネットではオスナ投手が同僚の記録をつなぐために配慮したのではという冗談でかなり盛り上がっていた。一部を紹介(私もヒマよね)。

    • 周東のためにオスナが…
      オスナが打たれたのは周東の記録を途絶えさせない為だった…?
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    • 佑京さん連続安打継続
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    • ついに途切れたと思われた連続安打がまさかの継続
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    • ノーヒットだった周東、延長突入したおかげで連続試合安打継続
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    • 追いつかれたおかげで記録が繋がったの複雑やな
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    • 周東「(連続安打記録のために)やれ…」
      オスナ「はい…」
      オスナ「ラーメン🍜オネガイシマス、ウキョウサン」
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    • 周東のためにオスナわざと打たれた説
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    • ほら周東!オスナに何か言うことあるやろ!
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    • 延長したおかげで続いて草
      勝ってくれー
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    • うきょーの連続安打途切れず
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    • オスナは周東の為に打たれたんやな!!
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    • 周東の為にオスナは打たれたんか…そーいうことか…

やだ、こんな無駄話に何だか大げさな枠になっちゃったけど、直し方がわからないから、このままにしとこう。

トランプ大統領のアホらしさとか、大阪万博のしょうもなさとか、書きたいことはまだあるが、長くなるからまた明日。アメリカ館の月の石が人気だそうだが、前回の万博に一人で行って大いに楽しんだ母は、後で私に「アメリカ館は月の石だけで、どうってことなかった、ソ連館の方が多彩で充実していて面白かった」と言っていたっけ。母がソ連びいきだったのもあるかもしれないが、そんなことで評価を左右する人でもない、むしろ身内?には厳しい人だったから、多分実感だったのだろう。これだけ時が流れて、ソ連もなくなって、アメリカは月の石がまだ売りなのかと思うと、ただ何となく感無量だ。

今夜の大河「べらぼう」もいろいろと小技がきいて予想を裏切るところもあって楽しかった。特に田沼のイメージ復権のような流れと見せておいて、「金を重視しすぎる考えは危険だ」という基本的なことを、わかりやすくケレン味なく語らせたのは、単なるメッセージやアピールではなく、物語にひとすじなわでは行かない厚みを持たせる効果があって、やるじゃんと感心した。下手したら薄っぺらいスローガンになりかねないのが、そうなっていない。ちゃんと話の小道具として、せりふが機能している。

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