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むふ

庭に最初の水仙がやっと一輪開いた。うれし紛れに写真を撮って、あとで気づいたら、小さいクモさんが、ちゃっかり花の中におさまっていて、笑った。

初詣も悪かないけど、体調もいまいちだし天気も悪そうだし、家にいて、片づけや考えごとしながら、だらだらしていたいよなあ。ほんともう、そうやってすることは、山ほどあるし、楽しいし。

黄表紙の授業のテキストにしてもいい本もぼちぼち出版され始めたが、シラバス作成までに間に合うかどうか。と思いながら数種類注文してしまって、どうやら今月も家計は火の車だ。

ついでに、江戸の旅の本も新しく出ているのを数冊注文。まあこうやって、じわっと次第に研究者モードにシフトして行ければいいのだが。

とりあえず、窓辺には、ごつくて目立つ安物の鬼さんをひとつ飾った。猫にかぶせて怒られた鬼のかぶりものは、もうひとつの窓に、守り神みたく常駐してるごっつい石の鬼さんにかぶせてあげたら、案外似合った。やわらかそうな、ふわふわの帽子が晴れ着みたいで、ちょうどいい(笑)。

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カツジ猫