似てないか?
あれこれと、国内でも海外でもろくなニュースがない中に、森友問題で自殺した赤木さんの奥さまが起こした裁判で、財務省の関連資料の公開を裁判所が国に命じた判決が出たのは、せめてもの救いだ。地裁が認めてなかったのを、高裁が逆転したので、国が最高裁に上告するかどうかわからないが、とりあえずは、めでたい。赤木さんと奥さまのためにも、喜びたい。
今朝、何だか妙にチキンライスが食べたくなり、どこの食堂やレストランに行ったらありつけそうか心当たりがなかったので、冷蔵庫にグリーンピースとトマトがあるから、あれをごはんと炒めたら、何か似たものができはしないかと、何の根拠もなく思った。ネットでレシピを検索したら、あんまり成算がありそうになかったけど、まあ皆それなりに食材だから、何かはできるんだろうと思って、フライパンで作ってみたら、チキンライスには似ても似つかない何かが出来て、食べたら一応食べられて、朝食も昼食も、それですませられた。
そう言えば、しばらく前から、残ったナスや人参や玉ねぎや野菜を適当に切って、オリーブ油で炒めて、塩コショウで味付けして煮詰めただけの、ラタトゥイユもどきのものを作っているが、これもなかなか、毎回それなりにうまい味で助かる。とにかく安い野菜を買って来ておいておいたら、いつでも作れるのがよい。今日はうっかり買っていたベーコンのかけらも放りこんだら、それもなかなかいけた。
そんなこんなで、毎回料理というにはあんまりの、料理もどきを作っている。人さまには出せないが自分で食べる分には、立派なごちそうだ。今日は温めればいいだけのおでんも買って来てるから、明日はあれで食いつなごう。いただいた、おいしいお酢もあるので、きゅうりや大根のサラダを作ってもいいか。
今日はほんの少し、雀の涙ぐらいの庭仕事をした。上の家の前庭の枯れたカンナの茂みを刈り取っただけだが、まあまあ少しはすっきりした。明日からしばらく寒くて、来週はものすごい寒気が訪れるらしいから、その対策も考えないと。花屋さんに行ったら休みだったので、また庭の水仙をとって来て飾った。母は、この花が好きで、理由は「雪の中でもしゃんと咲いてるから」だったなあと思い出す。
フジテレビのスポンサーが撤退しまくり続けて、ACジャパンのコマーシャルばかりになってるとか。実は私はフジテレビはこの付近ではどのチャンネルかも知らなくて、そう聞いてやっとACジャパンばかりがやたらに目につくTNCがそうだったのねと気がついた。だとしたら、けっこうよく見てる番組がいろいろあるではないか。きちんと体質をあらためて復興してもらわないと、こっちが困る。
第二回目の記者会見は忙しすぎて見なかった。記者の質問が乱暴で感じが悪くて、フジテレビの幹部が気の毒だったとか、そんなこと言って人がいいのもほどほどにしろとか、ネットでは議論があふれている。そこに文春の訂正記事が出たから、ますます議論が白熱している。
何しろ実際の会見の映像を見ていないから、記者の質問のときの態度はニュアンスの範囲もありそうで、何とも言えない。文春の記事だって、ことの本質は何も変わっていないから、フジテレビのいかがわしさと言語道断は別に変化はないと私は思ってるから、なおのことそのへんはどうでもいい。
ただ、そう言いつつ、しょうもないことを考えたり言ったりしてしまうのが私のお家芸なのだよね。これだけ多くの人を不快にして、フジテレビに同情させた記者たちの正義感っぽさは、やっぱり、いささか見当はつく。そして、それって、とっさに私が連想するのは、第二次大戦であれだけナチスドイツに理不尽なしうちを受けながら、だからって、ドイツや世界のうしろめたさや反省に、これでもかと懲罰を与えたあげく、パレスチナに対して、下手すりゃ自分たちがされた以上にひどいことして攻撃して、それを正義と言ってはばからないイスラエルの国だか指導者だか国民だかの精神構造と、何か共通したものなのだよ。