単に私の好みだが
カキツバタが見事に咲きそろいはじめて、このまま雑草の中においとくべきか、さっさと切って家の中に飾るべきかと悩ましい。
今日こそは片づけの勝負の日と思っていたのに、やっぱり何だかいまいちだった。まあ、ダンボールはかなりたたんで、縛って車に積み、古い手紙や紙類もかなり処分体制に入れた。これは時間さえかければ何とかなるから、週末までにはめどがつきそうだが、山と積もった紙やがらくたを片づけていると、
1)いつの間にか、たまってしまってるふきんの山をどうするか。(ぼろぼろの古いやつを捨てるタイミングがわからない。)
2)あちこちから現れる便箋と封筒と切手の山をどうするか。(そろそろまた、各方面にお手紙書くのを再開しなくちゃいけないのかもね。)
3)授業の資料の残りや余りをどうするか。(再利用もしたいから、軽々しく処分ができない。)
あたりの方針を決めておかないと、進まないなあ。
あとは、「板坂家関係の古い品物や手紙や書類」と「当面決定できない先送りのもの」を入れる箱を作って突っこんでおけば、何とかなりそう。
洋服類については、何度か着たものは季節のものでも片づけてローテーションにしないで、着流して行く。なんかもう、今の状態って、ソフトバンクホークスが4軍まで作ってるのに、同じ選手ばっかり使って、実力あるかもしれない選手を全員使いこなせない(ように見える)のを連想してしまいそうなんだよな。
とにかく、座りこんでいろんな紙の山をまとめたり破ったりして片づけて行くのは面白いし、そんなにきらいなわけじゃない。特に時間がたっぷりあれば、こんな単純作業はなかなか楽しい。私はもともと、ひとつことに打ちこんで長く続けるのは苦にならなくて、こまぎれに切り替えるのが苦手なのだ。ただ最近は朝から水まき食事洗濯などなど、小刻みの家事に追い回されて、だんだんそれも快感になってきたから、いと恐い。
『黒猫を飼い始めた』の短編集の中で、ほとんど一つだけ気に入った「神の両側で猫を飼う」の作者似鳥鶏の作品を読みたくて、文庫本をとりあえず一冊注文してみたのが届いたけど、古い版なのかしら、ものすごく字が小さい。まあ時間がかかる分、長く楽しめるからコスパがいいっちゃあいいけども。
小泉進次郎氏には別に期待もしてないが、米の値段がどうかなるものなら、ただもう私の個人的感情だけど、買い占めてもうけようとしてたやつが全員とまでぜいたくは言わない、一人でも二人でもいいから大損をして首をくくって死ぬような苦しみを味わうといいと願ってしまう。私の好みも好き嫌いも正義感もたいがい基準はあるようでないから、指導者や責任者にでもなったら、またちがった判断もするけど、とりあえず今の立場では、こういう事態のこういう状況で、とっさに買い占めをしてもうけようと思う「賢さ」を持っている人間が、私はこの世で一番嫌いだ。どんな目にあったって、どんな事情があったって、多分同情なんかしない。
それから兵庫県知事については、もう考えるのも顔見るのも名前聞くのも何もかも、こっちが汚れるようで近づきたくも知りたくもないけど、ネットのニュースで見たところでは、内部告発その他で自殺された方々の関係で、情報漏洩したアホ議員が、知事と副知事の命令でやったと言ってるらしい。どいつもこいつも腐りきってる恥知らず。今でもきっと何らかのかたちで被害を受けておられる人はいるだろうが、とにかく絶対死なないでいてほしいと心の底から祈り、願う。こんなつまらん連中と、それにだまされ、くっついて行くようなお粗末な人たちのために失っていい命なんて、絶対に、ひとつもないんだから。