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起爆剤

宗像市議会議員の三島さんのフェイスブックで知りました。
宗像市の小学生を航空自衛隊の見学に連れて行くそうです。

何だかなあ。教育委員会が何をどう考えたのか知りませんが、いくら何でもちょっと軽率じゃないですかね。

さまざまな人たちが憤慨しているし、私ももちろん不愉快ですが、この機会に戦争や国防について、むなかた九条の会などでもいろいろじっくり話し合うことが必要なのかななどと考えたりしています。

庭も家も片づきそうで片づかない。業を煮やしてとうとう今日、スーパーで、安いパンジーを少しだけ買って来て、庭の一角に植えました。これが起爆剤となって、庭の片づけに少しははずみがつくかもしれない。そうなったらいいのですがね。

最近、ときどき、庭に灰色の猫が現れます。白いのが汚れて灰色になってるのかもしれません。あまり逃げないし、飼い猫なのかもしれませんが、それにしては汚れているし、やっぱり野良猫なのかしら。この寒さをどうやってしのいでいるのか気にかかります。

先日の大河ドラマ「べらぼう」では、見慣れた本がどさどさ出て来て笑いました。吉原細見、本当にあれと同じようなのを数冊持っていたのに、どこに行ってしまったのかしら。きっとドラマが終わるころ、どっかから出て来るんでしょう。それも首尾よくそれまでに、片づけが終わればの話ですけど。

代わりに、手持ちの黄表紙を一冊ご紹介を。これは「三枡増鱗祖(みますますうろこのはじめ)」という作品で、昭和二年に江戸時代の本を汚れから何からそっくり復元した複製本ですが、末尾にはってある稀書複製会のラベルをひっぱがしたら、江戸時代の本と見分けがつかないぐらいの出来です。今ドラマで脚光を浴びてる鱗形屋さんの店の前の様子などがリアルに描かれています。

これは黄表紙の中で、筋はもう例によってはちゃめちゃですが、最後は人間以外のものが擬人化されて活躍する「異類物」というジャンルみたいになります。赤本や青本などの書籍が人間のように争い合って合戦をするという趣向では「御存知商売物」が有名ですが、書かれたのはこっちが早いのかな。擬人化された本たちが、昔の学芸会みたいに、おでこに役割の面をつけて戦っているのがかわいらしい。

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カツジ猫