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ぼくの、ききいっぱつ(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

まいにち、すずしくなりました。
かいぬしは、「おまえの、なつげも、あっというまだったね。
そろそろ、ふゆげに、はえかわるんだろ」
と、ぼくをなでながら、いっています。

ぼくは、ろうかの、かごのなかに、ねたり、
そとのにわの、たなのうえで、
まわりをみはったりしています。
どこにいても、すずしいから、かいてきです。

このしゃしんは、まえにみせたものと、にてるけど、
しっぽをまえに、ふっているので、
「これはこれで、いいしゅんかんだよ。
おまえの、かおつきも、わるくない」と、
かいぬしは、いっています。

このごろ、ぼくのみみが、ときどき、つめたいので、
かいぬしは、「ほんらい、ねこのみみは、こうだよね」
と、あんしんしています。
でもまたすぐ、あつくなると、「あれ、また」といって、
なんとなく、しらないかおで、むししています。

このまえ、ぼくが、げんかんのどあから、ぬけだそうとしたとき、
かいぬしは、いそいで、どあをしめようとして、
ぼくの、あたまを、ちょっと、はさみかけました。
ものすごく、おもいどあなので、かいぬしは、あわてて、
あぶないところで、とめました。

そして、ぼくを、なかにおしこんだあと、
そのまま、ほうっていたけど、
あとで、しんぱいになったのか、
「おまえ、ここぞというときには、
だまってて、なかないもんねえ。
あのとき、はさまれたんじゃないよね。
だいじょうぶかい」といって、
ねているぼくの、あたまを、こねにきました。

ぼくが、あたまをこねられても、へいきだったので、
かいぬしは、「やれやれ」と、あんしんして、
そのまま、ぼくのよこにたおれて、
べっどで、ひるねしていました。

きばらしに、かりてきた、でぃーびーでぃーが、
じかんがなくて、みられないで、
きょう、かえさなくちゃならないらしくて、
「この、いそがしいのに、こんな、しょうもないもの、
みるひまはないのになー。
でも、しんさくで、れんたるりょうが、たかかったしなー」
と、かいぬしは、あさから、もんもんとしています。

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カツジ猫