1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくのかいぬしは、いがいとへたれ(カツジ猫)

ぼくのかいぬしは、いがいとへたれ(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

かいぬしは、でんわをかけておしゃべりしたい、ともだちがいたのですが、
そのひとが、ちょっとびょうきだったらしくて、
「でんわしたら、ごしゅじんがでられて、『にゅういんしてます』とかいわれたら、
どうしようかとおもうと、こわくて、かけられない」と、
まいにちうじうじしていました。

そんな、べたなてんかいは、いまどき、ふるくさいどらまでもめったにないだろうに、
ぼくのかいぬしは、いがいと、きがちいさいです。
でも、かいぬしは、「このごろ、しんぶんのえっせいとかで、
『げんきになったら、おあいしましょうね』といったまま、
なくなったともだちのはなしとかが、へんにおおいから、いやになる。
しんぶんも、ちょっとかんがえてほしい」とか、ぶつぶついって、
ますます、びびっていました。

ほんとに、なさけないやつです。
じぶんのほうこそ、いつ、かいだんからおちてそのまま、
だれにも、しらせられないで、そのまま、
うえじにするかもしれないのにさ。

そうしたら、このまえのゆうがた、そのともだちから、
げんきなでんわがかかってきて、かいぬしはすっかりよろこんで、
ぼくと、ばんごはんにたべるはずの、おさしみのぱっくやらなんかを、
げんかんにほったらかしたまま、にわのいしのうえにすわって、
すっかりくらくなるまで、ながばなししていました。

あんまり、あつくなかったから、おさしみは、ぶじだったけど、
きをつけてほしいと、おもいました。

ぼくは、かいぬしとべっどでねるとき、
かいぬしの、みぎのかたのところで、
あたまを、かいぬしにのせてねるのが、すきです。
でも、このいちにぼくがいると、かいぬしは、
といれにいったり、はみがきするのに、じゃまらしくて、
「なんで、みぎなの。ひだりじゃいけないの」と、
よく、もんくをいいます。

きのうは、きげんがわるかったのか、
みぎがわぎりぎりでねて、ぼくが、ねるすきまがないようにしていました。
ぼくも、じゅっせんちでもあったら、わりこもうとするのだけど、
それも、むりなぐらい、はしっこにねていて、
べっどからおちて、ほねとかおっても、しらないからな。

ぼくは、あきらめきれないで、かいぬしの、
くびのうえにまきついて、ねてやりました。
けさは、かいぬしのきげんはなおっていて、
「しつこいやつめ」といいながら、
ぼくのかおを、ゆびで、ぐちゃぐちゃにまっさーじしました。

けさはいまから、ぶらしをかけてくれるみたいです。
いやになるほど、かけないといいけどな。

Twitter Facebook
カツジ猫