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ぼくは、ひとを、なめない(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、きょう、ひさしぶりに、まちにでかけました。
ほんやによって、ねこのほんを、たちよみして、
それはかわずに、べつのほんを、かって、かえってきたけど、
「そのほんの、なかに、
ねこが、かおをなめるはなしがあったので、きづいたけど、
おまえって、わたしを、ぜんぜん、なめないねえ。
かみつくのは、とくいなくせに。
ねこの、ざらざらのしたで、なめられるのって、
けっこう、わるくないんだけどなあ」と、
ぼくにむかって、いいました。

「わたしって、おいしくないのかな。
こんど、かおに、ばたーかなにか、ぬってみようか。
でも、おまえ、ばたーも、あんまり、すきじゃないんだよね」
と、いろいろ、かんがえていたけれど、
「そういえば、おまえ、えさを、くわえるのも、
なんだか、へただし、
ひょっとして、したが、みじかいとか、
なにか、けっかんが、あるのかい」と、
しんぱいしていました。

ぼくが、かいぬしのかざっていた、
すすきみたいな、くさを、かびんから、
ひっぱりだして、かじるので、かいぬしは、
「いいんだけど、みためが、わるくなるのよ。
なんとかしなくては」といって、
きょう、ちいさな、あかいはなを、なんぼんか、かってきて、
ぼくが、おりまげた、すすきのなかに、さしました。
「まあ、これで、なんとかみられるか。
でも、おまえが、このくさを、すきなら、
またかってきてやろうかな。
それよりも、ちゃんと、ねこのたべるくさを、かってきたほうがいいか」
と、いろいろ、かんがえているようでした。

うえのいえにいる、はいいろねこの、ぐれいすさんは、
おにわに、でられないからと、かいぬしは、
ねこのくさを、かってきているそうです。
ぼくも、どんなのか、いっぺんたべてみたいです。
「おまえは、おにわのくさを、かじってるから、いいじゃない」
と、かいぬしは、いうけど、
それはそれ、これはこれだと、おもいます。

このごろ、ぼくの、まいぶーむは、
かいぬしが、ごはんをたべるてーぶるの、
よこのいすに、ねることです。
「そこは、おきゃくさんもすわるから、
けが、つくと、こまるのよね」と、
かいぬしは、いっています。
「でもまあ、たおるを、しいておいて、
ひとがきたときは、はずせばいいんだから」と、
あきらめていました。

かいぬしは、あすは、めちゃくちゃ、いそがしいそうです。
だから、こんやははやくねるといいながら、
まだ、おきているから、ぼくは、べっどに、さそいにいったけど、
「はいはい、なにかなー」と、
あたまをなでて、あいてにされませんでした。
だからもう、いまから、ぼくは、ねます。
みなさん、おやすみなさい。

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カツジ猫