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まだ足りないのか

そんな考え方をしたら絶対にいかんと思いつつ、しばらく前からずっと思ってしまっていたのは、コロナ関連の感染者や死者が毎日増えて行くたびに、どこまで増えれば政府はオリンピックをやめる気になり、人々は選挙に行って今の政府を批判する票を投じるようになるのだろうかという、しょうもなさすぎる計算だった。亡くなって行く人たちの数が、政府の狂気と、それを支える無関心に対する戦いの戦死者にさえ見えた。どこまで犠牲が出続ければ、状況が変わるのだろう、まだか、まだ足りないか、そんな風に考えてしまう自分がいやだった。

そうしたら、とうとうJOCの経理部長の方が自殺かもしれない事故で亡くなったとの報道を、さっきネットで見た。しかもNHKは、これを22時ごろまで報道していないらしいし、他のテレビ局も、ネットでさえも、あまりとりあげていないようだ。
ヤフーニュースのコメント欄では、「海外のメディアに騒いでもらうしかない」との声もあって、まるで旧ソ連のような発想になっているなと、ため息が出た。自殺や事故でさえないんじゃないかという憶測も飛び交っていて、「尾身先生、電車に乗るときは気をつけて下さい」というジョークか真剣かわからないコメントがあるのも何だかなあ。

まあ、テレビや新聞がどれだけとりあげるかわからないのなら、せめて、ささやかに、ここで書いておくことにする。
近畿財務局の赤木さんもそうだったけれど、渦中にいる方の孤独というのは、本当に大変なものだろう。そういう方々のためにも、せめてきちんと、こういうことには注目しておきたい。

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カツジ猫