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思わず全文コピーしました(笑)。

◇ネットで見つけた文章です。ぜひ読んでほしいし、できるなら実行してほしい。
(以下引用)
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「生産性のない人たちの支援は後回しだ」とかいうスーパーむかつく思想との戦い方

   小池みき   
2018/07/22 12:47 
    
 どうも。31歳という、世間的に言えば産み盛り・育て盛りの年齢でありながら未婚子無しなので日本の少子化対策になんら貢献していない、ついでにいえば収入が低く納税額は微々たるもの故東京都の発展にもたぶんほとんど寄与していない、軍国的な意味においての“生産性”が著しく低い東京都民のライター、小池です。



自民党の杉田水脈議員(衆議院比例中国ブロック)の発言・思想が大変話題になっているようです。話題になったきっかけは、雑誌「新潮45」への寄稿文において、「LGBT支援に税金を投入するべきではない。なぜなら彼らは生産性が低い存在だから」という主張を繰り広げたこと。杉田議員の極端な発言は今に始まったことではないのですが、これまでにない燃え方をしているのは、「生産性」という強烈なワードをぶちこんできたことが原因かもしれません。


杉田議員自身は「全文読んでから批判してください。話の主旨はあくまで『税金をそこに使うべきではない』ということなんですから」とFacebookやツイッターで発言していますが、一部だけ読もうが全文読もうが、酷い内容であることに変わりはありません。彼女はネット番組「日いづる国」でも同様の主張を述べており、「同性愛の子どもは、そうでない子どもに比べて6倍自殺率が高い」というデータを他者から示されたときのことを“失笑”混じりに話すなど、にわかには信じがたい態度を四方八方で繰り広げているのが現状です。たぶんこれからもそれを続けるのでしょう。


ただ私はここで、彼女の批判を続ける気はありません。


なぜなら、彼女の言っていることはあまりに無知に基づいており、私ごときにはどこからどう手をつけていいかわからないからです。政治政策としての穴の批判は、そのジャンルのプロに任せたいと思います。


またそうでなくとも、彼女のような人は「変わらない」と個人的には思っています。というのも、選挙に強い(生き残る)政治家というのはかなりの確率で「変わらない」政治家だし、杉田議員のような人は「変わらないこと」自体がもはやブランディングであり商売になっていると思うからです。


政治方面のライティング仕事を多少なりともしてきた人間としての実感ですが、ある種の「変わらない」政治家は強いです。常に同じことを言い続け、やり続け、ホイホイアップデートしない人の方が、「ブレてない」「初志貫徹してる」「やっていることがわかりやすい」という好印象を稼ぎやすい。だからファンもつくし、そのファンが離れていかないということになりやすいのです(もちろん、良い意味で「ブレない」タイプの政治家もいます。先日の西日本豪雨の際、的確な采配で注目された岡山県総社市の片岡聡一市長のような政治家のことは心から応援したい)。


そもそも人間には、「言うこと・やることが変わらない人」についていくのが好きだという傾向があるのだと思います。どんなに勉強していない人にも、「この人はいつもこう言っている」ということだけはわかる。そして、自分が信望している人が「変わらない」ことに安心し、自分もまた変わらなくていいのだと安心し、その安心を与えてくれる「変わらない」人のことをさらに愛していく、というループに入ります。これはたぶん一種の幼児性なんでしょう。母親に、いつまでも同じ母親像でいてほしいと思う気持ちと一緒です。


「変わろうとしないリーダーと変わりたくないフォロワー」の組み合わせは黄金タッグなので、「不完全でも変化を続けていこう」組は、生半可な戦いでは勝てません。SNSで批判したところで、彼らの土台を突き崩すことはできないだろうと私は思っています。


かといって、無視できるかといったらもちろん無理ぽです。

彼女の主張するもろもろのヤバ思想……「生産性が低い人々に対しての支援はうんと後回しでいい」「日本には差別なんてないと思う」「異性愛に基づく男女の結婚が普通、そうでないものは異常」などなどを、私は根こそぎ許しがたく思います。完膚なきまでに叩き潰してやる、とテニミュばりに宣言したい気持ち。



で、これを読んでくださっている人もそうだと思うんです。


なので私は、これを読んでくださっている方に向けて「彼女を直接殴りにいく」以外の「杉田水脈の倒し方」を提唱したいと思います。


書いていて改めて思いましたが、簡単な方法ではありません。私もまったくもってこれを完璧にはできていないので、あんまり好きな言い方ではないですが「自戒を込めて」というやつです。


私たちは、彼女の意見を間違っていると感じる大人です。だから、きっちり彼女の意見を否定しながら生きていこうではないですか。


たとえばこういうこと。


・目の前で人がセクシュアルマイノリティや障がい者を揶揄していたら、可能な限りそれを食い止める、あるいは最低限笑いにノらない。

・ちょっとした女性蔑視—「セクハラにあう側にも問題はある」なんて発言に同調しない。

・職場での、ポジ

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