書いとくもんやなあ。
◇次なる戦いに備えて、家を片づけ古い書類を捨てていたら、今年の1月に書いた九条の会のチラシが一枚出てきた。これです。首相が「選挙で信任された」と二言目には言う選挙で、新聞などは「自民の圧勝」と伝えましたが、中身は決してそうじゃない、という話です。まあしかし、この選挙の結果が今回の法案可決を招いたことはたしかで、そこは一応棄権した人とかは覚えておいてはほしいですけど。
で、自分で書いて忘れてたんですが、その中で私はこう書いてるんだよね。
私は選挙期間中にテレビで何度か首相の政見放送を見ました。経済政策について「支持して下さい」とくりかえすだけで、憲法のケの字も原発のゲの字も基地のキの字も首相はまったく口にしませんでした。
そうだった。いらいらしながら見てた画面の首相の顔まで、今思い出した(笑)。
「公約の271番目だったろうが、安全保障や憲法なんて」と私や皆がネットで書きまくってたら、誰だったか、橋下市長だったかが、「ちゃんと選挙の争点になってた」と言い出して、どこかでその時の朝日新聞の記事で安保問題がとりあげられてるのを見せて「ほら」とか書いてたんだよね。で、私も「絶対そんなことない」と思いつつ、「ひょっとしてそうだっけ」とか、ちょっと思ったりしてた。危ない危ない(笑)。
想像ですけど、あれはきっと朝日新聞が選挙で安全保障が全然話題にならないのに怒って、あえて取り上げた記事じゃないでしょうか。それをどっかから見つけてきて「ほら、争点になってる」とか言ってるんじゃないかしらん。もうほとんどオーウェルの小説「1984年」の世界だな。
とにかく、あの時の政見放送、もう一回流してほしいわ。という、私のささやかな証言です。
◇さて、そんなこと言ってる場合じゃなく、むなかた九条の会では、10月4日に、河東コミュニティセンター(JR赤間から福岡方面へバス停多分ひとつ)のホールで、「戦争法案についてみんなで考え、語り合うつどい」を計画しています。1時半からです。4時半ぐらいで終わりたいです。
弁護士の小出真美先生が助言者でいらっしゃいますが、とにかく参加者のなるべく多くに一言ずつでも話してもらおうというのが希望です。
もちろん、無理に話さなくても聞いておられるだけでもいいのですが、最近こういう集まりでは、けっこう発言が多くて長く話される方も多いので、講師より皆さんに思いきり今の気持ちをしゃべっていただくのも、たまにはいいかという企画です。
どうぞ、しゃべりたい方、聞きたい方、お集まりください!
◇それから、これも重要ですし、面白いと思います。少し先ですが11月1日に日の里コミュニティセンターで14:00~16:00まで、「学問の自由、大学の自治、教員養成について、市民といっしょに考えるシンポジウム」を開きます!
北九州工業大学の東野先生が学問の自由と大学の自治について、退職教員の神野先生が小中学校の先生たちが直面している問題について、福岡教育大学の鶴成先生と西崎先生が、大学の現状と課題について話されます。
小中学校から大学までの先生たちがいっしょになって、教育の現状について市民と話し合う集会なんて、なかなかあるもんじゃありません。他では聞けないいろんな情報を、この機会に聞きましょう。
神野先生をご存じの先生や元生徒の方もきっと多いと思います。そして、福岡教育大学の卒業生の皆さん、もしここを見ておられたら、同窓生に片っぱしから呼びかけて下さい。私も当然行きますし、ちょっとした同窓会ができますよ。少しも変わらずお元気な鶴成、西崎両先生のお話も、久しぶりにお聞きになって下さい。
詳しいことは、福岡教育大学教職員組合(0940-35-1591)にお問い合わせください。
◇今朝から、リンゴとサツマイモのワイン煮を作り、庭のパセリと窓のバジルをひっちぎってぶちこんで、キノコと豚肉をこれもワインで煮た。いっしょに食べたら酔っぱらうかな。
カツジ猫にも、少しブラシをかけて見た。珍しくおとなしくしていたが、やがてくねくね暴れはじめて、かみつきモードに入ったので、ベッドの上に放りだしたら、今はそこで、寝こけている。
庭は青と白のルリマツリがあふれるように広がって、以前にキンレンカで往生したときとまったく同じ状況だ。でも金網の外の鉢に植えた、桜とナツメはちょっと元気がない。