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最悪の候補者

自民党の総裁選なんか、根っからどうでもいいんだけど、昨日だっけ、カーテレビでちらっと見た、河野太郎氏の態度、唾棄ということばも生ぬるいぐらい、げっとなった。

総裁選には出馬するんですか、と女性アナウンサーが聞いたんだよね。そしたら、「あ、今何だか電波の調子が悪くて、聞こえなくて」と。それを二回繰り返して、結局答えなかった。

踏切前で停車してるほんの一瞬のことだったけど、頭に血がのぼった。若い感じの女性アナウンサーだったから、なめたのかもしれないが、だったらなおのこと許せない。

だいたい、何となく、こんな感じの人とは知っていたが、ここまでひどいとは思わなかった。アナウンサーはもちろん、視聴者も国民もとことんバカにしている。こんな人間、総裁や首相はおろか、ただの公務員にもサラリーマンにもアルバイトの店員にも、絶対なってほしくない。

最近ずっとニュースもワイドショーも見ていないので、こんな態度や発言に私が慣らされていないだけかもしれないが、だとしたら、日本の政治家のモラルどころか、ただのエチケットは地に落ちている。

場をわきまえないというのもあるが、そもそも、私がちらちら見てるだけでも、この人はいつもそうだが、冗談やユーモアのつもりでやってることのセンスが、とことん的外れのピント外れで、くだらない。人間性の低級さがにじみ出て、あふれ出ている。

そして私は政治的立場やら主義信条の違いやら、そういうことはそんなに気にはならないし、ちがっている方が面白いぐらいだが、何よりもこういう、ユーモアや冗談のセンスが決定的にボロでズレてて救えない人というのだけは、絶対に許せない。どこにも共通するものを見いだせない。

他の候補者のことは知らんし、知りたくもないが、少なくともこの男は、最悪だ。

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カツジ猫