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過去と、未来と。

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◇あ、そう言えば、これもすごい記事だ。米国のバークレー市が辺野古移設に反対する決議をあげたって。

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=133224


昨日のような採決?ぶりを見ていると、戦争法案の成立などは問題外と思うのだが、それにしても、あれだけどうしようもないところまで決められていたような辺野古の状況が、圧倒的な世論と、翁長知事の当選で、これだけ押し戻せるし、もとに戻せる。戦争法案だって、そうなるし、そうすることはできる、という未来がここには見える。

◇この一年、沖縄のヘリパッドの基地に抵抗する高江の人々を描いた映画「標的の村」で、老若男女あらゆる人が米軍基地の前に座りこんで、警察官から排除される映像を見、原発に関する講演で、「ドイツが原発廃止を決めたけど、そこに至るまでには、列車の線路に人々が横たわって寝て抗議したという反対運動の歴史もある。そこまで覚悟して私たちもやらないと」という話を聞いた。

そのたびに強く共感しながらも、そんなことが、この日本で私のまわりで起こるには、どれだけの時間がかかるのだろうと、漠然と思っていた。

それが、16日の横浜の公聴会後の道路で、無抵抗の市民たちの座り込みで、いともあっさりと実現されてしまった。動かないと思い、変わらないと思っていた現状は、こうも劇的に一気に変化する。よい方にも、悪い方にも。

◇私は高校のとき、受験勉強に疑問を持ち、一人で激しく怒っていた。何かできたら戦う気でもいた。その方法もわからないまま、受験して、合格して、喜びよりも敗北感でいっぱいでながめた大学のキャンパスは、建物も庭も、すべてがゆるぎなく、永遠に変わらずそこにあるように思えて、私を無力感にひたらせた。

その、たった数年後、大学紛争が始まり、変わらないと思っていた建物は学生に占拠され、落書きに埋められ、壊され、ゆらがないと思っていたもののすべては、根底からくつがえされた。
私自身はバリケード闘争とは反対の立場でいたけれど、それはそれとして、実感しつくしたのは、どんなに変わらない確かに見えるものでも、あっという間に崩れるのだということだった。

よい方にも、悪い方にも。

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カツジ猫