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お待ちして居りますよ

じゅうばこさん

本当に一度是非お越し下さい。私の方も良い気分転換になりますから。

介護保険のヘルパーさんの仕事について申すなら、自宅が職場である人、自宅で職場と同様かそれ以上の仕事をする人が居るという実態を全く考慮に入れて居ないと言わざるを得ません。
私は不思議でなりません。画家や彫刻家等の芸術家、作家や研究者、またダンスやお茶の教室といった仕事を、それもプロとして激務でこなして居る人の場合はどういう処置になるのでしょうか。その人達でも「家に居るなら家事をしろ、ヘルパーの援助はしない」という解釈なのでしょうか。全く不思議でなりません。

知人の話では、私と同様老親の介護の為に家に居たいのに、それではヘルパーに家事の援助を受けられないので、仕方なく会社の寮に住んで居る人も居るとか。本末転倒と笑えません。私の現状もほぼ同様ですから。
家に居たいし、仕事の合間に母と会話もしてやりたい。一つ屋根の下に居るだけでもお互いどんなに安心な事か。
けれど今のシステムではそれだと「家事全体をやれ」と要求されます。自宅で職場以上の仕事に集中して従事しようとする人間にはそれは不可能で、従って家に居る事も出来なくなります。こんな状態が政府や社会の望んで居る事なのでしょうか。

「結局、実態を知らないで規則を決めて居る。専業主婦が家に居る場合を基準に規則を作って居る」と言った人も居ました。
おそらく、ヘルパーが食事を作り掃除をする傍で何もしないでテレビでも見ている家族が居ては良くないという事でこのような規則が決められたのでしょう。それが果たしていけないかどうかも検討の余地はありましょうけれど、それ以前に家に居るからと言って家事に専念できる人間ばかりとは限らないのです。インターネットで仕事をする環境も充実して来て居る今日、そうでない人間の方がこれからますます多くなるのではないでしょうか。

所で私は今日母に「この様な状態では私は家で仕事をする事が不可能であり、それでは遠からず経済的にも行き詰る。だから早晩家を出る」と告げました。実際には物置等、母の近くで仕事をする事も多いと思いますけれど、「家に居ないのが当然」と思って居て貰わなければ到底この先やって行けないと思います。
母がどのように受け止めてくれるかはわかりませんけれど、今はこれが私に出来る精一杯の事なのです。

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カツジ猫