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ぼくは、せいちょうするけど、かわらない(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

かいぬしは、「さいきん、おまえの、かわいいかおのしゃしんが、
なかなか、とれないとおもっていたけど、
たんに、おまえが、おじさんがおになったからかしらん」と、
きのう、だいはっけんをしたように、いっていました。
おおきな、おせわだい。

このしゃしんは、ぼくが、いつもの、みずいれで、みずをのんでいるところです。
あまり、たくさん、みずをのむと、なにかのびょうきかと、
かいぬしは、しんぱいするんだけど、
このまえ、ぼくが、おにわの、じょうろに、いっぱいたまったあまみずをのんでいたら、
かいぬしは、それをみつけて、
「あー、いえのなかのみずだけ、ちぇっくしていても、いみないんだなあ」と、
いっていました。

にわには、ほかにも、おおきながらすのうつわがあって、
きれいなみずが、たまっているので、
ぼくは、そこも、みずのみばとして、あいようしています。
このまえのあさは、そこに、こおりがはっていました。
そういうときは、いえのなかのを、のみます。

このまえ、かいぬしが、うえのいえの、げんかんから、でてくるのを、
ちょうど、にわにでたとき、みつけたので、
ぼくは、にゃあにゃあいって、はしっていって、
かなあみのなかから、よびました。
かいぬしは、いえのなかに、はいってきて、
「あー、おまえ。その、すごい、けんまくは、
わたしが、おでかけしたとおもって、
あきらめていたら、うえのいえにいたもんだから、
うらぎられたってかんじかな。
なんか、ちょう、おこってるよね」と、いいながら、
「おやつ」をだしてくれました。

「かたづけが、いそがしいんだから、
うえのいえで、おしごとを、いちにちすることもあるんだよ。
そこのところは、あきらめておくれ」と、
ぼくのあたまをなでながら、いっていました。

「だいたいが、おまえの、ぱたーんは、
こっちが、そんなきたいは、なにも、もたせていないのに、
かってに、さいこうに、かわいがられてるとか、
いつも、ぼくがいちばんとか、
いっぽうてきに、しんじこんで、
ちょっと、それが、そうでないとおもうと、
かってに、ものすごく、おちこむんだからなあ。
それでこっちも、なにか、まちがえて、
ものすごい、うらぎりをしたような、
ざいあくかんに、さいなまれそうになる。
その、かってに、のぼりつめて、
かってに、どんぞこについらくするのは、
いいかげんにやめたらとおもうけど、
しぬまで、なおらないんだろうねえ」と、
あきらめたみたいに、わらっていました。

けさ、ぼくが、かいぬしと、べっどでねていると、
どこかで、ねこがけんかしている、こえがしたので、
ぼくは、べっどをとびだして、みにいきました。
なにも、みえなかったけど、かいぬしは、
ぼくがそとにでているあいだに、ふとんやもうふを、きちんとして、
「けさは、これで、はやばやと、べっどが、きれいにできた」といって、
たいへん、よろこんでいます。

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カツジ猫