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ぼくは、ぽっと(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、きょうは、まちにいくよていだったらしいけど、
それをとりやめて、いえで、ごろごろしていました。
きのうも、おとといも、おきゃくさんがきて、
のこった、たべものが、あまっているので、
うちにいて、せっせと、たべないと、いけないのだそうです。

でも、ぼくのたべられる、おさしみとかはないみたいで、
はやく、かいものにいけばいいのにと、おもいます。

ぼくは、おきゃくさんが、きているあいだ、そとの、おにわにでて、
よそのねこを、みはっていました。
それにも、あきたので、いえにはいったら、
きのうも、おとといも、おきゃくさんは、ちょうどかえるところで、
かいぬしは、「おまえったら、おきゃくさんに、つきあうのがめんどうで、
じかんぎれをねらって、かえってきてないかい」と、わらいました。

おきゃくさんは、ふたりとも、ぼくをなでてくれました。
かいぬしは、おきゃくさんのうしろから、
「かむんじゃないよー」と、こえをださずに、ぼくにいっていました。

このまえ、かいぬしがいく、おみせであった、おきゃくさんは、
ぼくのしゃしんをみて、「かわいい」とほめて、
けいたいにあった、そのいえの、ねこのしゃしんを、
みせてくれたそうです。

「かわいい、おだやかなかおで、しあわせそうですね。
うちのは、なにが、ふまんなのか、すぐ、かむので」
と、かいぬしがいうと、そのおきゃくさんは、
「うちのも、かむんですよ。やっぱり『あめしょー』だからでしょうか」
といったそうで、かいぬしは、
「あれ、うちのも、けはながいけど、もようは『あめしょー』ですもんね。
そのせいなのかしらん」と、いって、すこし、あんしんしたそうです。

そして、かえってきて、ぼくをみて、
「ぶらしをかけすぎたのか、もようがぼやけてきて、
もう『あめしょー』にみえないなあ」といっていました。

ぼくは、このごろ、しょくよくおうせいです。
たべすぎて、さっき、ろうかで、はきました。
かいぬしは、かたづけながら、
「おまえは、いつも、こうやって、
らぐとか、ふとんとかのうえじゃなく、
つるつるのゆかとか、おにわとか、
いちばん、そうじがしやすいところに、はくから、えらいねえ」
と、ぼくをほめました。

このしゃしんは、ぼくが、かいぬしが、こうちゃのぽっとをおこうとして、
ぬのの、かわいいまるい、しきものをおいたので、
さっそく、そのうえに、すわったところです。
「おや、こうちゃぽっとさん。
せなかをつまんで、かたむけたら、
こうちゃをだしてくれるのかな」と、かいぬしはいいました。

きょうは、ぼくが、はいたりして、つかれているといけないからと、
ぶらしをかけるのは、やめるそうです。
やったね。

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カツジ猫