ぼくは、やけぐいをする(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
きょうは、かいぬしは、おでかけかとおもっていたら、
うえのいえを、かたづけていたみたいで、
げんかんで、にもつをまとめていたので、
ぼくは、したのいえのにわの、かなあみのなかから、
「にゃあにゃあ」と、よびました。
でも、かいぬしは、かえってこなかったので、
ぼくは、やけで、どらいふーどをたべまくったら、
むねが、むかむかして、おへやのなかで、はきました。
かいぬしは、ゆうがた、もどってきて、
ぼくが、はいているのに、きがついて、
「あーあ、また、やけぐいをしたのか。ばかだなあ」
といって、かたづけていました。
「でも、おまえは、はくときも、そうじがしやすい、
ゆかのうえとかに、いつもはくから、
なかなか、おりこうさんだね」と、ほめてくれました。
うえのいえの、はいいろねこの、ぐれいすさんは、
しきものの、うえとかにはくので、
かいぬしは、くろうするのだそうです。
このしゃしんは、ぼくのめが、へんなみどりいろにうつっているけど、
「なんだか、ようせいの、おやだまみたいで、
おもしろいかもしれない」と、かいぬしはいって、
あっぷすることにしたみたいです。
むねにさがっている、まいごふだには、
ぼくのなまえと、かいぬしの、れんらくさきが、かいてあるけど、
「おまえは、なにかと、へまだから、
きっと、まいごになったとたんに、
この、まいごふだも、おっことすんだろうなあ」と、
かいぬしは、しんぱいしています。