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まったく、とことん情けない

銀行預金が赤字になり、12月の年金振り込みや集中講義の報酬で、何とかかつかつ年が越せそうな私だから、60万をバカにするのではないけれど、選挙で落選しながら政府の要職について皆を怒らせていた石原なんちゃらが結局辞職したのは、もらうべきではないお金を60万もらっていたのが、とどめになったらしいのは、あまりにあまりに何だかなあ。

60万って、一般の人にとっては、そりゃ大金だろうが、石原氏クラスの政治家だったら、はした金程度のもんじゃないのか。そのくらいの額、用心してもらわないようにしとくとか、普通気をつけるレベルの話じゃないのかね。今回みたいに命取りになるかもしれないことぐらい、予想もつきそうなものなのに。このくらいの金で、命取りになっちゃうこと自体が、もう、いかにも、いじましくて、貧乏くさくて、情けない。

つくづく実感させられるのは、もう本当に、この人たち(他の自民党議員も同じことしてるのが公表されてる)は、すきさえあらば、ほうきとちりとりでかき集めても、飛びついて金を拾い集めちゃ、懐に押しこめようと鵜の目鷹の目できょろきょろきょろきょろしてるんだよなということ。危険とかさえ頭から飛ぶほど、おかまいなく。そりゃ国民の幸福とか国の未来とか考えてる暇はあるわけないわな。とっくにあきらめてたけれど、あらためて、とことん絶望させられる。

明日から寒くなるらしいと昨日からラジオがくり返してるので、昨日中には庭で片づけのこしていた玄関前の空き地の茂みをきれいにして、野良猫よけのレンガをしきつめる作業をしてしまおうとしていたのだが、やってみるとまあ、木の根草の根が網目のように食い込んでびっしりと地面を覆い、草が生え放題でわからなかったけど、意外とけっこうな面積もあり、よろよろしながら切ったり抜いたりしていると、はずみで二メートル近く下の隣家の庭に落っこちそうになる。今、身体がとても弱っていて、特に足腰が力が入らなくなっているから、自分でもまったく予想がつかない瞬間に、ころりばたりと、尻もちついて、あおむけにひっくり返ってしまうのよ。しかもいったんそうなったら、カナブンみたいにどうしても起き上がれない。とりわけ、低い方に倒れると、しばらくはお手上げだ。

何だかんだで、今日までかかって、特大のゴミ袋十個近くに切った草や枝をつめこんだ。これを明日燃えるゴミの置き場まで、いちいち運んでいたら死ぬぞと思って、車に積んで運ぶべく、さっきようやく、ぎゅうぎゅうづめに車の座席に押し込んだ。しかもどうせ明日は朝から雨でも降るんだろ。今からもう、いやんなる。

今回片づけたのは、この柵の向こう側。これは去年、雪が降ったときに撮った写真ですが、この空間がどこまで片づいたかの写真は、明日にでもまた。

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カツジ猫