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正体不明

この写真の左半分が、私が「昔風の庭」をねらって作っていた空間で、だいぶ雑草も生えて来ているし、かなり得体が知れない様相を呈しているけれど、小さい椿の木につぼみがついていたりして、一応和風っぽくはなっているように見えないことはない。

同じ場所が、以前はまあ、こうでしたから。

そして、毎年、この樹の下に、大きな茂みが出現して花が咲く記憶が漠然とあったのですが、今年はあたりを片づけたせいか、一段と勢いよく生えだして広がってる。ただ、これっていったい何の花だったか、どうしても思い出せない。何かアマリリスっぽかったような気がするんですが、まだ正体不明です。半分は水仙もまじってるみたいなんですが。

このところ、ラジオを聞いていて、本当にいいところで鹿児島の地震のニュースが入っては中断されるので、現地の方には同情しつつも、かなりイライラしてたんですが、バチがあたったのか、先ほどから、地震の場所が熊本やら福岡やら次第に近づいてきて、恐い。

それもあって、つい耳で聞いて覚えてしまったアクセキトウって、どんな表記なんだと、とうとうさっき検索してみたら、本当に悪石島って書くんだ。
江戸時代の紀行の研究とかしていると、最近じゃ、ちょっと気になる文字だと、自治体がどんどん変更して、昔からの由緒や風情のある地名を、安っぽいチャラい名に変えてしまって、つくづくがっかりさせられる。それが、こんな多分昔からの地名をちゃんとそのまま大事にしている島って、すごく好感を抱いてしまった。百回以上揺れてるみたいで、地元はどんなに大変だろうと思うけど、島も人も、どうか何事もなく無事でいてほしい。

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カツジ猫