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六年生の夏(7)

エアコンの室温を28度にしていたら、ラジオで「27~26度が理想」とか言ってて、急いで1度下げたら何だか寒くて28度に戻しました。昔の今日と同じ温度か。

8月5日 火曜 天候◎ 温度28度 起床6時0分 就寝10時45分

習字をしに学校へ行くと教室は今日も又、満員だ。すでに廊下も半分以上ふさがっている。そんな所にすわる気はないから、安本さんと二人でとなりの教室から机を運んで来た。その机を教室の中に入れると、廊下にいるより、ずっとよかった。こしかけを運んで来る時、男子の机にぶつかった。その男子は大変はらを立てて「このバカ、せっかくいい字を書いたのに、どうなったと思うか、見ろ。」と習字を目の前につきつけた。「ああ、すまん、すまん、」と教室の中に入ってしまうと男子は大声で「すまんですむか。」とどなっていた。
習字の練習もどうにかすんで昼から安本さんの家に行った。帰って見るとしっぽの長い三毛ねこが庭にいる。きれいなねこだが苦労したと見えてとてもやせていた。「こいのや」のかも知れないと思って連れていったがちがっていた。で、庭の石のかげにおいてやった。たぶん自分でどっかへ行くだろう。

当時は知り合いの男子とは仲よく遊んでいたけど、それ以外の男子とは異人種みたいにつきあってたから、こういう反応にもなるんでしょうが、猫への対応と言い、私、昔の自分は臆病で繊細だと思ってたのですが、なんか、けっこう、今よりふてぶてしいですね。

そして習字教育は本当に盛んだったのだなあ。夏休みですよ。
 でも、このへんの字は、今の私の字に似てはいるな。「室」とか、まんまやん。

「こいのや」は、わが家に近い土手と国道の交差地点にあった民家で、当時は中年のご夫婦が住んでおられる普通のおうちでしたが、昔お店でもしていたのか、地域の人たちからその建物はずっと「こいのや」と呼ばれていました。どういう表記だったんだろう。

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カツジ猫