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毎日が波乱万丈

年をとったか体調か、この暑さのせいか、その全部か、毎日ふらふらしながらも気力はさっぱり衰えないので、いろいろろくなことが起こらない。たしか数ヶ月前かに庭でころんで左の膝を痛め、それはマッサージでほぼ回復したけど、残った右足を大事にしていたのに、今朝草取りをしていて、しぶとい草を力まかせにひっこ抜いたら、ちゃんと体勢を整えてなかったせいで、自分のひじで、頼りの右膝に、みごとにパンチをくらわせてしまった。けっこうなダメージで、うーん、肘鉄というのは暴漢対策にも有効というのは本当だとよくわかった。それにしても、右までだめになったらどうしようと心配したが、痛みはだんだん治まったし、どうやら無事ですみそうだ。それにしても、けがのしかたが、間が抜けすぎているではないか、我ながら。

そんなことも忘れるぐらい、今日は楽しい来客があって、大いに盛り上がっておしゃべりし、40年近く前のビデオの再生に抱腹絶倒し、そもそもまるで昨日会った続きのように、おたがいまったく違和感がなかったのは私だけだろうか。そして当時は紅顔の美少年美少女だった彼らが、もう定年退職の再就職で、孫もいると聞いて、時間の感覚がもうわやくちゃになりそうだった。時はいったいとまっているのか流れているのか。

彼らが帰ったあとで、片づけて居心地よくなった部屋の中でのほほんとしていたら、気づけば明日もいろいろと予定が。もう知らん。今からまたちょいと、ひと仕事だ。

気づけば明日は広島の原爆忌。ニュースで世界の現状を聞くにつけ、あたりまえのように核兵器を使う脅迫がなされあっているのに、腹の底から激怒する。苦しさに耐えて、これだけ被爆者が語り続けて来た核兵器の被害の実態が、まだこれだけわかっていないのか。そりゃ私たちだって、奴隷制度やホロコーストや戦時下の虐殺の実態を、まだまだ知っているとは言えないけど、人類はもっと情報を共有しなければと、妙にあせってしまうのだ。

うちの初代猫のおゆきさんの命日も昨日だった。昔はこんなに暑くなかったから、花を写真の前に飾ってやっても、放っておいてよかったのに、今では仏間にエアコンを入れとかないと花がもたない。お花屋さんが、おまけに下さった花も含めて、鉢植えやペットフードを供えたら、ゆきが埋もれて、どこにいるか見えなくなった(笑)。お花の陰にちゃんといますので。

ゆきの命日に私がかまけているのを知ってかどうか、カツジ猫がうるさくつきまとって、うんざりして少し冷たくしたら、敏感なやつだから、さっそくぐれて、丸くなって寝ていた。でも、今日のお客さんたちが、「きれいな猫ですね、買ったんですか」などとほめて、かわいがってくれたので、やつの心も癒やされた模様。何だかんだと右往左往しながら、毎日の生活は前進して行く。明日からは、ぼちぼちとまた、家の片づけの再開だ。うぉー、やるぞ。

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カツジ猫