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庭石にかみつく

◇カツジ猫は、全然毛玉ができないので、長毛種をやめて短毛種になる気かなと私は勝手に思っていたのですが、さっき、お昼寝から起きて座っているのを見たら、のどもとの毛がみごとに冬毛になって、ロシアの貴婦人のストールみたく、ふさふさして来ていて、どう見ても立派な長毛種でした。
そして、やっぱり毛玉はない。どこをさぐっても、すべすべで、もつれてない。
いいことだけど、いったい、どうしちゃったんだい。

◇辺野古の海を埋め立てないで(県民投票までは待って)とホワイトハウスに請願する署名、先ほど10万を超えたようです。
タレントのローラさんもインスタで呼びかけてくれた模様。
私は彼女はおバカぶりを売りにしてるようで、好きじゃなかったのですが、本当はバカじゃないのにそうしている様子が嫌いだったのかもしれないな。

しかし、いろんな人が書いているように、これは決してゴールではなく、スタートです。
だいたい、ホワイトハウスが10万に達したからって、どれだけまともに相手にするかも、まだわかりません。
でも、20万か30万か、かなり多くなれば、署名のトップページに載って、全世界の人の目につくようにもなるらしいし、すでに外国でも協力してくれている人がいるようだし、ここは、ひたすら拡散拡散拡散です。

◇タイトルの意味はね、たしかラフカディオ・ハーンの「怪談」の中の話だったと思うのですが、殿様に庭で首を斬られる侍が、無実だか何かでものすごく殿様を恨むのですよ。化けて出るとか呪うとか。
したらば、殿様がせせら笑って、「ほんとに私に祟れるのなら、斬られて首が飛んだとき、そこの庭石にかみついてみろ」と挑発すんのね。
「絶対にやってみせる」と宣言した武士の首を殿様が刀で斬ると、首は本当にまっすぐ飛んで行って、庭石にがぶっとかみつきましたとさ。

家来たちは皆青くなって、「あの執念では、どんな祟りがあるかわからない」と心配したけど、殿様は涼しい顔で落ち着いているので、皆が「どうしてそんなに平気なんですか」と聞くと、殿様は「大事ない。あの者の怨念は、あの瞬間に庭石にかみついてやるという、その一点に集中していたから、それが成功した時に、その執念は消えてしまって残らないはずだ」と答えた。本当にそれ以後、お屋敷には何の祟りもなかったそうです。

Diplomacy (駆け引き) ラフカディオ・ハーン 怪談 より。

あ、確認したら、首は武士じゃなく、使用人のでした。それはともかく、

つまりさあ、この時点で、ホワイトハウスへの署名に私たちの怒りや願いを全部集中させて全力投球するのは、絶対に正しい。けども、それが思ったほど成功しなくても、逆に大成功しても、それで終わっちゃ元も子もない。それを力に、それを手がかりに、怒りと希望を広げて行かなくてはいけないのです。限りなく。終わりなく。

◇と、いうわけで、ひきつづき、ますます、よろしく。

【辺野古の工事中止を求める署名・手順】ホワイトハウスへ送る!
英語ですが、簡単です!

署名サイト
Stop the landfill of Henoko / Oura Bay until a referendum can be held in Okinawa

・名前
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・メールアドレス
の欄を埋めて「Sign」というボタンを押します。

すると即、メールが届きます。英語で長く書いてあるけど飛ばして(笑)、真ん中あたりに青字で、
「Confirm your signature by clicking here.」
とあるところをクリックします。

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カツジ猫