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牛の殺処分に関する要請メールを出しています。

前の書き込みの続きです。

◎これは大熊町役場あてだったと思います。

牛たちの安楽死処分のことでメールをさしあげます。
すでに多くの方々からの声が届いていることと思いますが、
どうぞ今少し、待っていただきたいと思います。
さまざまな事情もあり、ご多忙やご心労の中、
一応無事な場所にいる者が、このようなお願いをすることの失礼は承知しています。
ですが、どうか、この処分に関しては、
「先延ばし」して「後回し」にして、「怠けて」いただきたいと願っています。

去年の三月以来、被災しなかった者としての責任をずっと感じてきました。
新聞やテレビで伝わる、わずかな現地の映像に
もっと知りたいもどかしさを感じつづけ、心を痛めました。
その中で救われたのは、人間とともに動物たちが生き延びている姿でした。

ともに生き延びた動物たちをさまざまな都合で処分しなければならない
現地の方々のお気持ちは、私には想像もおよばない苦しいものと思うし、
それを乗り越えての決断だろうと思います。
けれども、どうか、「救ってくれ」と訴えている方々の力を信じて、
何か問題があるのなら、協力をよびかけて下さい。
年金暮らしの年寄りの私ですが、
できるだけの援助はするし、皆にも訴えます。

そちらの皆さまの事情もわからぬまま、
こちらの気持ちも伝えられたか心配ですが、
どうぞご理解の上、よろしくお願いいたします。

◎こちらは農水省あてなのですが、教えてもらったメールのあて先が開けず、送れていません。かわりに、ここで公開します。

すでにメールや電話等が届いているかと思いますが、
大熊町で牛たちが囲い込まれて殺処分されようとしています。
さまざまな現実があるし、議論もあるのはわかりますが、
どうかもう少し時間をいただいて、殺さないですむ方法があるかどうか
この問題にとりくんでいる方々に検討させて下さい。

私は特に動物愛護に熱心な人間ではありません。
しかし、被災地のニュースを見るにつけ、
人間と動物のつながりの深さと、
そこから生まれる生きる力を感じています。

さまざまな事情があるにせよ、現地でともに生き延びた動物たちを
充分な配慮もなく不完全で悲惨な状況の中で処分させることは、
現地の方々の力を増すとも、復興に役立つとも思えません。
これまでも同様の事例は全国であったとは思いますが、
今回の処分は狂牛病の場合のように急ぐ必要はないと思います。
どうか、急がれないで、慎重に対処していただきますよう、
現地にもそのように指示して下さいますよう、
心からお願いいたします。

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カツジ猫