1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. 6文字熟語。

6文字熟語。

◇最近ちらちら、「緊急事態条項」はヤバい、という文章を目にするようになった。「集団的自衛権」の次の、ろくでもない話はこれになりそう。

◇今日はカルチャーセンターの後で、受講者の方の一人と、めったにないことだがお茶を飲みながら、おしゃべりした。江戸の紀行がこんなに面白いとは思わなかったと言っておられた。他の方も紀行に関心を持って下さっている。ああ、やっとこういう状態になったときに4月からお休みしなければならないのが、くやしくて残念だなあ。だけど、泣く子や地頭には勝てても、自分の体調と老化には勝てないもんなあ。

夕方はよく行くお店の常連の方と、介護の話題で盛り上がった。その方はいずれご家族を施設に入れるときのことを心配しておられて、今度私の母のところにごいっしょすることにした。もうこうなったら、いろんな方と、つながって、協力して、老後の体制を考えて行くしかないと思う。帰りにその店で、レモンのような黄色いバラを三本買って帰って、そろそろしおれたピンクのバラと入れ替えて水差しにさした。

◇ご近所の方に服をだいぶもらっていただいて、赤い服がなくなったので、叔母の古いツーピースを着てみた。やわらかい暖かい生地で、着心地がよく、さくらんぼ色がかった赤もあざやかできれいだ。いい気になって授業に着て行って、気づいたらフレアスカートのすそが、ほつれていた。授業の感想の最後に「春らしくってすてきです」と、ほめてくれた学生は気づかなかったのだろうか(笑)。直そうと思ったら裁縫箱が見つからない。明日リフォームの店に持って行こうかしらん。

◇でれでれ見流している英語版海外ドラマ「ナポレオンソロ」の前回に、エイプリル・ダンサーとマークが登場したけど、これ、後で定着する人と別の俳優だよね、たしか。エイプリル役の人って、ステファニー・パワーズって名前と思ったけど、ちがうもん。のんきなものだわ。

でも毎回いろんな設定が目先が変わって面白い。アラビア風やら西部劇風やら、ときには予算をまったく使ってないだろうというような、そのへんの建物の中だけのやら、予想がつかなくて笑える。
この前のは外人部隊の話が出て来て、辺境で一人で外人部隊が廃止されたことも知らずにがんばってる軍人がいて、彼のもとに最後に訪れる昔の恋人のおばさんが、太って老けてるけど、彼が大事に飾ってた写真の美女(そのおばさんの若いとき)と何となく似てるのが、ほほえましかった。実際に本人の写真だったのかも。

別の回では、記憶をなくしたソロに敵の組織が、コンピュータではじき出した彼の理想とする美女をあてがって記憶をとり戻させようとするのだが(よく考えるとめちゃくちゃな設定だが、多分私の字幕読解能力だけじゃなくて、ほんとにだいたいこんな筋だと思う)、彼が記憶をとり戻すのは、美女が渡した拳銃を握った瞬間に、その感触がプロの戦闘員としての記憶をよみがえらせる、っていう、何となく説得力のある(笑)展開で、SFの「銀河辺境シリーズ」で、これまたけっこう艶福家の主人公グライムズが、廃人同様になってた時にしゃんとするのが、女性の声より、たしか軍歌かなんかだったのを思い出してしまった。

◇明日あたり、映画の「パディントン」を見に行きたいんだけど、子ども向きだからか何だか、上映時間が私の行けない昼間ばっかりなんだよねえ。どうしよう。

Twitter Facebook
カツジ猫