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各方面に、ほぼ不可能なひとつの提案(笑)

ふざけたタイトルで、ごめんなさい。中身はわりと、ちゃんとしてます。

最近自分の専門の仕事が忙しくなって来て、むなかた九条の会をはじめとした、いろんな会合に全部出席するのがとても難しくなってきた。この十数年間、いろいろな活動の中で、参加する人もじわじわと増え、いろんな組織が新しく生まれて、それがそれぞれそれなりに活動し、他の地域の同じような組織のいろいろと連携しはじめたから、なおさらである。それはもちろん、いいことなのだが、それだけに、会議や催しや、打ち合わせも多くなって、全部に顔を出すとなると、月に一週間や十日を会議に使うことになってしまう。

そんなことはなかなかできないので、どうしても、どこかの会議は出ないことになるのだが、そうすると、なかなか全貌がつかめない。たまたま時間がとれたから、行ける会議や集会に参加しようと思っても、毎回出席していないと、全体の動静がわからない。
そういう時につくづく思うのは、どこかのホームページを見たら、自分の住む地域の会議や集会が全部一目瞭然で把握できるようになっていればいいのにということだ。
ときどき、そういうページも見るのだが、担当者が忙しくなるのか、あまり長続きしない。

私のような者だけでなく、ふだんはあまり関心のない人、忙しい人、若い人などが、ちょっとのぞいて見ようかと思うときにも、こういうページがあれば何かと便利なのではあるまいか。ついでに何か一言二言、のぞいて見ると役に立つような情報や無駄話でもあれば、なおのこといい。

専門の業者の方に作成を依頼して、管理も頼むようにしていいから、そういうページを作れないものだろうか。
しかし、私が思いつく程度のことは市民団体も各政党も、思いつかないわけがない。それでも、あまり出来ている様子がないのは、運営にも維持にもきっと大きな困難があるからなのだろう。
だが、それだけに、それがもし出来れば、とてつもなく大きな効果がある気がする。
むしろ、これに成功する組織や団体があれば、それが世論を支配するような大きな力にもなりかねない。

むなかた九条の会をはじめとした、人のつながりは、この数年で大きく広がったと私は思うし、幸いなことに今は、それらの組織のすみずみまで、血が通って活動しているという実感がある。
ここにつながる人たちは、高齢者が多いこともあって、メールやパソコンは使っても、ネットを駆使した活動はしない。また、必要もあまりない。ガラケーの中に数百人のアドレスを入れていて、選挙その他の票読みでは、あっという間に何十人もの人を結集させるような高齢者もいたりして、こういう人のつながりは今でも多いし、それにはネットは必要ない。

だが、ネットでしかつながらない若い人をはじめとした、たくさんの見知らぬ人たちに情報を伝え、気の向いたときに自由にいろんなかたちでの参加をしてもらうのに、そういうホームページ上での連絡板は、有効だし必要でもあると思う。
できれば、何人かのスタッフを常時担当させてでも、そういう活動を模索したらいいかと思うのだが、今の私にそういう能力や余裕はない。
それでも、何かはじめられないものかと、この数年ずっと考えている。

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カツジ猫