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あと二日

…って、私は何と戦ってるんだ?(笑)

二月の後半、何だか勝手に忙しくなって、あちこち出歩いてました。
昨日はまた由布院に行って来ました。またしても連休明けで少しは静かでしたが、やはりけっこうにぎわっていました。ホテルの窓から見た由布岳は頂上近くに砂糖菓子のような雪をかぶっていました。

今回は久しぶりにしばらく行かなかった山の上の方にも行ってみました。なじみのお店はたまたまですがどこも閉まっていて、コロナのせいか時の流れのせいか、以前は木陰や山陰にあった素敵なレストランもおおかた休業や閉店してしまっていて、危うくランチを食べ損なうところでした。幸いお天気はうらうらとよかったので、そのへんを少しぶらついて帰って来ました。猫のカツジはお利口にお留守番していました。

かなりいろいろ予定をつめこんでいた二月もあと二日で終り。何とか無事にすぎるようにと祈るばかりです。しばらくは家でおとなしくして、庭や部屋の片づけに邁進しようと思っています。

一昨日の映画会の感想もまだ書きたいのですが、あらためて一言で言うと、いや一言ではすまないかな、アベ元首相って多分、周囲にも皆にも大切に扱われないでバカにされてて、実際大したことないできそこないのドラ息子で終わるような予感を本人も皆も抱いていたのじゃないかという気がしてなりません。その可能性も高かったと思う。
 でも実際には成り行きで日本の最高の権力者になってしまった。その覚悟も研鑽も何もないままに。
 実に変な結論ですが、どんな望みのないようなできそこないでも、どんな大きな役割につくかもしれないのだから、親や社会や教育機関や周囲は、あらゆる子どもに手を抜いてはいけないし、心をこめて慈しんで、いつ人の上に立ってもいいような心がけを最低は育てておかないと、先々えらいことになるよなあと。

私が趣味で書いてる小説「水の王子」で、主人公たちの暮らす、わりと自由で幸福な共同体を一人のバカがぶちこわしそうになって、それをすぐれた周囲の人の誰も阻止できないという話が出て来ます。それは結局、自分たちがそのバカを放置して、ちゃんと愛して育てなかったからだ、と登場人物の一人が後に反省するのですが、何だかその展開も思い出されてなりません。
 しっかし、それにしても岸田首相はあの息子さんを、きちんと育てているのかね。知らんけど。

自民党はあいかわらず、末期症状のドタバタのようですが、今さらですが私が首相の答弁を聞いていて毎回怒髪天を衝くほどムカつくのは、この人何かというと、「国会で審議してるから」とか「どこそこで調査中だから、検討中だから」って、明言や行動を保留しやがることなのよ。

あんたなあ、そういうこと言ってひきのばすのは、国家や国民の未来にとって死ぬほど重要な国土防衛計画やら何やらを、身内も身内の仕事仲間のお友だちだけの「閣議決定」とやらで、ばさばさどさどさ決めまくってる人がしていいこっちゃないんですよ! まったくもう、自分で言ってておかしいとは思わないんだろうか。こっちが不思議でならないわ。

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カツジ猫