1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. あまりに腹が立ったので

あまりに腹が立ったので

◇辺野古の署名はあと700弱で20万になります。
皆さま、一人でも多くのかたに呼びかけて下さい。
なお、〆切(今日の1時59分)を過ぎても、ホワイトハウスが対応するまでは、署名できるようです。
20万を超えれば、署名サイトのトップページに常駐して、世界の人に恒常的に呼びかけられます。

署名がまだの方はぜひ。もうすませた方は、拡散を。外国の方へも広めて下さい。

【辺野古の工事中止を求める署名・手順】ホワイトハウスへ送る!
英語ですが、簡単です!

署名サイト
Stop the landfill of Henoko / Oura Bay until a referendum can be held in Okinawa

・名前
・名字
・メールアドレス
の欄を埋めて「Sign」というボタンを押します。

すると即、メールが届きます。英語で長く書いてあるけど飛ばして(笑)、真ん中あたりに青字で、
「Confirm your signature by clicking here.」
とあるところをクリックします。以上!

◇九条の会の今月のチラシの原稿、もう出していたのですが、首相のサンゴの話があまりにむかつき、新しい原稿を書いて差し替えました。以下です。数日中に赤間か東郷のJR駅で配布する予定です。
ボツにした前のも、その内紹介します。

皆さん、あけましておめでとうございます。

「ボヘミアン・ラプソディ」という映画が去年の暮れから大ヒットしています。
「クイーン」という世界的に有名なイギリスのバンドの伝記映画です。
そのバンドのギタリストで環境問題にも詳しいブライアン・メイ氏が、「辺野古の海への土砂投入を県民投票まで待ってほしい」と、ホワイトハウスに要請する署名に賛同したばかりか、「緊急!緊急!アメリカが空軍基地を拡張することで脅かされている美しいサンゴ礁とかけがえのない生態系を保存するためにこの選択にサインしてください。」とツイッターで署名を呼びかけました。
すでに、タレントのりゅうちぇるさんやローラさんも賛同した、この署名は現在20万に達しようとしています。

一方で安倍首相は6日のテレビ「日曜討論」で、「今、土砂が投入されている映像がございましたが、土砂を投入していくにあたってですね、あそこの、サンゴについては、移しております。また絶滅危惧種が、砂浜に存在していたんですが、これは砂をさらってですね、しっかりと、別の海に移してるところです」と、唖然とするしかないような、真っ赤なウソを口にしました。
そんな事実はまったくありません。去年、政府が別の地域のサンゴを無理な時期に強引な方法で14株移植して13株枯れ、残りの1株は行方不明になっていますが、今回の土砂投入が行われた地域では、海中でも浜辺でも救われた生物はまったくなく、そもそもサンゴも希少生物も、そう簡単に移動できません。

これほどに、あからさまな嘘を国家の指導者が堂々と口にし、大新聞やテレビは指摘も追求もしない。
皆さん、下がり続ける株価の維持のために私たちの年金が投入され、被爆者や被災者の心や祈りをふみにじる原発輸出は世界の流れからそっぽを向かれ、使いみちや置き場所さえ決まらない武器や軍備を莫大な予算で購入しながら被災地の復興はかえりみない、自衛隊や防衛省さえ慎重な問題に官邸と首相が暴走する、農業も漁業も領土も水も種子も他国に売り渡される、この状況の数々が、ほとんど安倍首相の失敗と行き詰まりを糊塗するためだけになされているという、この事実は恐ろしすぎるし、情けなさすぎます。

あまりに救いのない現実は、向き合うことさえいやになります。しかし、今年こそ汚部屋は片づけ、追い焚きできないぬるま湯からは立ち上がりましょう。ごみの中で窒息するのがいやだったら。冷え切って行くしかない水の中で凍死するのがいやだったら。

Twitter Facebook
カツジ猫