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ぼくと、おふろ(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

かいぬしは、おふろにはいっているとき、
ぼくが、おふろのふちにてをかけて、おゆをのむのに、
おゆがすくないと、ぼくが、あたまをさげて、
さかさまになりそうにしながら、おゆをのむので、
ふちまで、いつも、おゆをいれます。

「かんがえてみれば、これは、おゆのむだかも」といって、
ぼくが、ふみだいにできるような、
ちいさな、おふろようのいすを、かってきました。
「ひゃくえんしょっぷで、やすかったし、
じみな、ちゃいろだから、おふろにおいてもめだたないし」
と、かいぬしは、まんぞくしていましたが、
「まてよ、よくかんがえたら、このうえに、おまえがのって、
ふちから、のりだしたら、
もっと、おっこちやすくなるかしら。
おまえ、かはんしんが、ひんじゃくなわりに、
あたまがおおきいからねえ」と、しんぱいしていました。

ぼくは、そんなことはしらないで、
いつものように、おふろにはいったら、
へんなものがあったので、
ちかづかないで、そのよこから、ふちにてをかけて、
いつものように、おゆをのんで、かえりました。
「やっぱりそうかい、まあ、おまえがそうかんたんに、
わたしがかったものを、つかうわけもないわね」
と、かいぬしは、あきらめたみたいに、いっていました。

ぼくは、このごろ、おゆをのんだあと、すぐにでていかないで、
おふろのゆかのうえに、ねてみたりしています。
いしのうえみたいで、きもちがいいです。
かいぬしは、おふろのなかから、それをみて、
「とらをみながら、にゅうよくしている、
どこかの、おうさまのようで、わるくないな」といっています。

うちのおふろは「おいだき」じゃないし、
うえのいえの、ゆわかしきと、きょうどうなので、
おゆがぬるくて、すぐさめます。
でも、このごろは、あついからか、
おゆは、けっこう、たかいおんどのままです。

ゆうべは、かいぬしは、おふろに、おゆをいれてから、
「これは、あつすぎて、おまえには、のめないだろうから、
ちょっと、さましておこうか」といって、
べっどで、ほんをよんでいるあいだに、ねてしまいました。
そして、あけがたにおきて、「ひゃあ、しっぱいした」
といいながら、ぬるまゆになった、おゆにはいっていました。

このしゃしんは、おじいさんの、もっていた、ふるいつくえのはしに、
ぼくがねているところです。
ぼくは、こうやって、ねるのが、きにいっていて、
あとあしは、うしろにながく、のばしているので、
かいぬしは、うえからみて、
「とても、ねこにはみえないよ。
りくにあがった、らっこみたい」といっています。

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カツジ猫