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ぼくの、あたらしい、つめとぎ(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

このしゃしんは、このまえ、かいぬしが、
あたらしい、つめとぎを、だしてくれたとき、
うれしかったので、ぼくが、ごきげんで、
そのうえに、ころがっているところです。

このつめとぎには、おまけに、またたびのこなが、ついていて、
かいぬしは、それを、さいしょに、まいてくれるので、
ぼくは、ごきげんで、いいきもちになるのだけど、
かいぬしは、しゃしんをみて、
「とても、そうはみえないね。
たんに、ゆきだおれているみたい」といいました。

かいぬしは、きょうのあさ、また、くさとりをして、
つかれたといって、べっどで、ねていたので、
ぼくも、そばにいって、ねました。
えあこんが、すずしくて、きぶんがよかったけど、
かいぬしは、ゆうがたから、
「こうしては、いられない」といって、
また、うえのいえの、かたづけにいきました。

ぼくは、つまらなかったので、
かいぬしが、いつもすわる、いすのうえに、
だまってすわって、まっていたら、
かいぬしは、よるになって、かえってきて、
おもいがけないところに、ぼくがいたので、
「おっ」といって、おどろいていました。

それから、かいものにいって、
「おさしみが、やすかったよ」といって、
わけてくれたけど、
ぼくが、あまりたべなかったので、
「あれ、このまえ、よろこんで、いっぱいたべたのと、
おなじ、さかなとおもうんだけど、
きょうは、どうしたの」と、ふしぎがっていました。

かいぬしが、まいにち、ぶらしをかけるので、
ぼくのけは、すっかり、なつげになって、
あたまも、しろっぽくなってきました。
「わたしのかみのいろと、おそろいだったのに、
このごろじゃ、おまえのほうが、しろくなっちゃったね」と、
かいぬしは、いっています。

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カツジ猫