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ぼくは、げんばをみられた(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

まいにち、どんどん、あたたかくなります。
かいぬしは、ぼくの、だいせんぱいの、きゃらめるさんのめいにちに、
おそなえした、じょうとうの、どらいふーどを、
いつものえさに、まぜてくれるので、ぼくは、まんぞくして、
まいにち、かりかり、たべています。

「ということは、おまえはまだ、こうないえんじゃないんだね。
かんづめや、おさしみをたべるとき、めちゃくちゃ、ぶきようで、
たべかたが、へたなので、しんぱいするけど、
そんなに、どらいふーどをじょうずにたべるんだから、
そのぶんなら、だいじょうぶなのかな」
と、かいぬしは、ぼくをみて、いっています。

ぼくが、いつもあるく、かなあみのなかの、にわでは、
かいぬしがまいた、むぎのたねが、すっかりのびて、
みどりのはっぱを、のばしています。

「おまえ、これ、かじっているの」と、かいぬしはきくけど、
ぼくは、しらんかおをしています。

でも、けさ、かいぬしが、ぼくのといれのすなばを、そうじしているとき、
ぼくが、そばで、むぎのはっぱのさきをかじっていたら、
かいぬしは「あ、たべてる」といって、ぼくをみていました。

そのあと、はっぱのさきが、いくつもちぎれているのを、しらべて、
「やっぱりね。あんなに、かーねーしょんの、とがったはっぱがすきだし、
たべてるはずだとおもっていたけど。
これで、『ねこくさ』を、かわないですむか。
でも、すぐに、むぎはのびて、おまえの、せたけをおいこすだろうから、
そのときは、どうやってかじるか、みものだね」
と、へんに、よろこんでいました。
なにを、たのしみにしてるんだろ。

むぎをたべている、げんばを、みられたのは、ちょっとしゃくです。
ねこは、だいたい、そうだけど、
ぼくも、なぞのおおい、ねこでいたいんだよな。
「たんに、わけがわからないねこというだけのことでしょ」と、
かいぬしは、ばかにするけどね。

このごろ、ときどき、よるに、おんなの、おきゃくさんがきます。
まえにも、かいぬしがるすのとき、えさをくれにきたひとです。
ぼくは、おぼえているから、あいさつにいって、
かおをすりつけたりして、あいそよくします。
かいぬしと、おきゃくさんは、「あらー」といって、おどろきます。

ぼくは、おとこのひとがすきと、おもわれているけど、
おんなのひとにだって、ちゃんとおつきあいはできるんだぞ。

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カツジ猫