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泣けてくらあ

前にも何度か書いたかしれないけど、うちの猫カツジは昔から足腰が弱い。
 そのくせ多分、頭はそこそこいいので、今、エサや水を置いてある台所のデスク(祖父が使っていた、どっしりした年代物)に登るのに、ちゃんと踏み台(医師だった祖父の診察室で診察台に上るのに使われていた)を置いてあるのに、ずぼらをして、私の食事をする小テーブルから直接移動する。その間の空間がだんだんうまく飛び移れなくなったか、最近足取りが、いと怪しい。その内にいつか落っこちて半身不随になられたら、どうしようかと気が気ではない。

エサ場を移動させようかとか、間に何か椅子でも置こうかと、さんざん頭をひねったが、いい案が見つからず、ためしに置いて見た椅子は、横目でバカにして使わない。
 とうとう今日、決断して、小テーブルとデスクをくっつけてやった。うさんくさそうな顔をしたが、これならそのまま歩いて行けるので、文句はなかったらしく、使ってくれた。

しかしながら、こうすると、入り口の空間から、奥の仕事場に行く動線が完全に消える。デスクを回って台所のシンクの前を通って、大回りするしかなくなる。
 私はこれでも、ベッドの位置とかテーブルの配置とか、考え抜いて決定して、それでうまく行っているというのに、あの毛むくじゃらのかたまりのために、それがおじゃんになってしまった。

まあ、しかたがない。どうせ狭いワンルームなのだし、台所の料理はテーブル越しに出せるから、それなりにアイランド型キッチンだか対面型キッチンだかのまぜものみたいな機能ができるかもしれない。それにしたって、むかつくぜえ。

庭ではユリとバラが乱れ咲いて、ものすごいことになっている。まあ、私らしい庭かもしれない(ヤケ)。ギガンチウムの大玉は、そろそろ色褪せてすがれて来たが、これもまた何だか優雅にいとおしい。

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カツジ猫