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犯人の名

庭仕事をしろと言わんばかりの、暑くも寒くもなく清々しい、いい天気だ。ただ、上の家の片づけの構想ができてるので、それがうまく行くか試してみたくて、今日は一日家にこもる予定だったのだよなあ。悩ましい。

那須の焼死体の件で新たに逮捕された若者の名に、何とめったに使われない私の名前の「耀」の文字が入っていて、あわわとなった。「きら」と読ませているみたいで、それこそキラキラネームだろう。マッサージの店の待ち時間に見る週刊誌で、平野紫耀という人がよく出ているので、珍しいと思ってながめていたのだが。
 この文字は一時期、命名に使えないリストに入ってた。いつからかそれがまた解禁になり、もったいなくも恐れ多くも私の指導した学生に中には、自分の子どもに、この字を使ってくれてる人もいた。だから恥ずかしくないようにちゃんと生きなくちゃいけないなあと、ときどき柄にもなく殊勝な思いをすることもあった。今ごろ、この字の入った名前の人たちはどんな気分でいるのかしらんと思ったり、いっそ犯人はどんな人生を経てきたのかしらと、ついつい気になってしまう。

もともと、この事件の第一報では、何となく生きたまま焼き殺されたのじゃないかという感じもして、ひと気のない河原で、そんな死を待つ気分ってどんなだろうと、被害者にひたすら同情していた。どうやら死後に焼かれたらしいとわかって、ちょっと気がゆるんで、それならまあ、そうひどい話でもないじゃんと思ってしまったりした。それにしても、雑な、しょうもない感じが、ひときわ気味は悪かったのだけど。 

昨日、花屋さんで衝動買いした、みごとな芍薬の花が、散らかりっぱなしの家の中を華やかにしてくれている。目を洗われるようなと言うのはこういうことを言うんだろう。

一方で昨日、庭から摘んできた真っ赤な巨大なバラは、また少し大きくなったような(笑)。みごとすぎて、ほれぼれする。

昨日も書いたが、補欠選挙の結果についての首相の記者会見、今日もニュースでくりかえされるのを、見るたびに、ムカつき度が深まる。
 ちゃんと見てない人も多いだろうが、この人、公式の記者会見で、国民に対して何も言ってないんだよ! 「こんなに皆さんの不信や怒りが強いとは予想できていなかった。わかっていただけるにはどうしたらいいか、あらためて考えます。ていねいに説明も続けるし、真剣だとわかっていただけるような政策を追求します」とかさえも、まったく言わなかったんだよ!

言ったのはただ、「政治資金問題が大きく足を引っ張って、このような結果になった。がんばってくれた皆さんに迷惑かけて申し訳ない」みたいなことだけ。ほんとに、それだけ!
 そもそも「足を引っ張った」って何だよそれは。つまりこれは自分たちの陣営の候補者や支持者におわびしてるだけなんだよ。頭が変になってるとしか思えない。
 たしかにそれは本音だろう。それしか頭にいっぱい詰まって、他のことは何も考えてないんだろう。それでも、そうやって、身内にすまない、味方に悪いと思うなら、自分らの身内の選挙事務所のあいさつで言えばいいことでしょうが。そういう場でするあいさつを、一般に、国民に対して言ってるんだよこの人は! どこかでもう基本的な軸が狂ってしまってるよ。

マスメディアも識者も見逃すなよ。突っ込めよ。あの言語道断のずれまくった発言と、その根っこにある発想を。許しちゃいかんよ、こんなことを!

そんなこと言ってる間に夕方になっちゃった。猫の額ぐらいのちょこっとでも草取りするか。それとも今夜はゆっくり休んで、お天気のいいらしい明日の仕事にかけるかな。

ウグイスはあいかわらず来ない。でも、ちょうちょはひらひらと、たくさん庭を飛んでいる。奥庭を草取りしてたら、てんとう虫が妙に多かった。益虫だし、かわいいからいいんだけど、うっかりつぶしそうで気をつかった。

今またふっと思ったのだが、儒教で聖人の反対の最低の俗物で、変人や自己中よりはるかにだめな存在と否定されまくっている「郷愿(きょうげん)」って、岸田首相のようなタイプをさすんだろうな。ぴったりすぎるわ。

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カツジ猫