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聞いてねーよ

何もかも連休で片づけようとしてたわけではないけれど、それもそろそろ終わりかけると思うと、何となくあせる。そもそも、仕事が順調に片づいているのかさえわからない(笑)。
 一応まだまだだが、庭はかなりすっきりした。でも、雨が降ったら屋内の片づけをしようと思っていたのが、お天気続きだったおかげで、全然進んでいない。これは少々頭が痛い。というか、恐い(笑)。

実際には連休明けから週末までの数日が、ちょっと勝負になるかなあ。仕上げることと、先延ばしにすることを、明日あたり仕分けして、無理をしないようにしなければならない。
 ひとつには、例の、授業の資料の学生が昔作った黄表紙のレポートを、書庫の暗黒の中から発見し、合わせて一気に、上の家全体を片づけてしまうことだ。町に出かける用事は、ここまで来たら月の後半に回す。とは言え、行きたい展覧会とかはちょっとあるから、それはやっぱり外せないかな。

手のひらほどもありそうな、大きなバラが部屋にあるのは、妙に楽しくうれしいものと気がついて、今日それも散りかけたので、茎を切って鉢に挿し(運がよければ根づくだろう)、奥庭から新しい巨大なバラをまたいくつかつんで来た。庭にあっても楽しいが、部屋にあると本当にパワーが放たれているようで快適ったらない。きちんとしたお花屋さんのではなく、きれいに花瓶におさまらず、どことなく荒くれてのたくっているのがまた何となくいい(笑)。

何とかかとかで、こいのぼりも立てた。去年あっぷあっぷしながら立てて、風に思いきり泳ぐのを見て喜んだ日から、あっという間だった気がする。一年がたつのが遅いか早いかわからない。
 そう言えば、ふと気がつくと叔父の板坂元が亡くなったのは八十二歳だった。ブログの過去記事で別のものを探していて気がついた。私は叔父が相当長生きして死んだ気がしていたが、気がつくと、もう私、あと二年でその年じゃないか。あわわわわ。別にそろって死ななくてもいいけど、まるで余命二年と言われたようで、聞いてねーよと言いたくなる。まあ、祖父は八十八、祖母は九十二、母は九十八だったけど…って私は何を数えてるんだよ。しかしいったい、それまでに家や仕事がどれだけ片づくんだろうか。恐い恐い。

そう言えば、こいのぼりを立てて、思いきり泳いだら風向きによっちゃ、茂り過ぎのユキヤナギの枝にしっぽがひっかかりそうだったから、それもひとしきり刈り込んで、何とか安心と家に戻ったら、つけっぱなしのテレビで、ホークスが勝っていた。子どもの日の前日だったから、そう言えば例年、前監督の工藤さんが子どもの日が誕生日で、勝利することが多く、ヒーローインタビューのお立ち台で、選手たちがハッピーバースデイを歌うのが恒例だったなと思い出した。画像ももうあまり残ってないけど、たしかこの時が初めてのお立ち台だった周東選手も全盛期の花盛りだった柳田選手も、今はもうベテランで、ごていねいに二人ともが負傷離脱してるのかと思うと、それもまた、時の流れが早いか遅いか、よくわからない。バラもスターもそうだけど、思いきりやれるだけのことをやって行くしかないんだろうなと、あらためて思ったりする。

 

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カツジ猫