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花のリレー

昨日ちょっと書いた、サッカー日本代表に性犯罪者が選ばれるのと少子化の件だけど、似たような書き込みがあって、笑った。笑ってる場合じゃないけど。いやほんと、そうなりそうで恐い。

titioo(青い鳥)さん
大人しく従順な日本国民が唯一やれた抵抗運動が「子供を作らない」。これから唯一やれるであろう革命が「滅ぶ(人口消滅で)」。
 同じくXなどで、日本学術会議を骨抜きにする政府案に抗議して、著名な学者の方々が国会前の街路に座りこんでおられる映像、いろんな意味で胸が詰まる。今の政府の予算削減で大学はどこも人手不足で学生指導や書類の整理や事務関係の雑務などで、第一線の研究者でもろくに勉強する時間がない。その貴重なわずかな時間を犠牲にして、この人たちが座り込みまでしているのが、どんなにくやしくつらいことか、きっと多くの人はわからない。
 
 こんな映像そのものが日本の恥だと思いつつ、一方で誇りだとも思いつつ、自分勝手なことを言わせてもらうと、この胸の痛くなるような映像が紹介できるだけでもありがたい。何しろ最近ニュースを紹介しようと思うと、トランプと立花なんちゃらと兵庫県知事の大写しの顔ばっかりが並んで出てきて、ぬらぬらべたべたがたがたの醜いものに画面がそれこそ毎日レイプされてるようで、いやになる。たまには美しいものを見たい。
 ちなみに、この写真を掲載してきちんと報じてるのは「赤旗」だけで、大新聞は軒並みゴミ記事扱い。つっくづく、ものごとの恐さをわかってない。
 
 朝ドラ「あんぱん」で、息子の出征時に「生きて帰って。逃げ回って死なないで」と呼びかけた主役の実母に感動と賞賛の声がやまない。まったく同感ではあるけれど、あえてしょうもないこと言うと、多分戦争に行って人殺しをし自分も死や暴力にさらされつづける本人としては、生き延びようとか逃げようとか考えてたら、それはそれで、ものすごくきついのじゃないかと思う。お国のためと忠君愛国に燃えて勝とう死のうと必死になって前向きに積極的に苦難や恐怖に立ち向かう方が、きっと苦しくないし楽だし、うまく生き延びられそうだ。そこが一番やりきれなくて、困るところだ。無理にやらされるより進んでやる方が楽だってことがある。ちなみに「家族を守る」「愛する者を守る」ということでそういう積極性を支えるのも私は大嫌いで、家族や女や愛するものを、そんな人殺しと自殺まがいの死を和らげる麻薬みたいな口実に使うなと、いつも思い続けて来た。死んだり殺したりする言い訳に使われるほど、人間にとって侮辱はない。
 
 昨夜はたっぷり水をまき、花も木も何とか無事だった。今朝も早くから水をまいて心は安らかだが、いつの間にか、ユリもアジサイも咲き出していて、もうどうしたらいいもんだか。バラもまだまだ咲き続けてて、折れかけたりしてるのを切ってきてももう花びんがなく、ありあわせの器につっこんでいる始末。一方であいかわらず雑草は茂り放題だし、どうしましょ。
 
 
 
 
 
 
 
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カツジ猫