雨雨ふれふれ
今日は確定申告の準備をしようと思っていたのに、結局こんな時間になっちゃってクサっている。まあちょっとでも、手をつけとくか。
そのかわり、朝のうちは晴れていたので、庭仕事にはげんだ。幸い足はだいぶよくなって、どうにかしゃがんで草取りができなくもないようになった。
奥庭の行き止まりの一角をまあまあきれいにして、なかなか居心地がよさそうだったので、そこで『殺しへのライン』の最後を読み上げた。木陰だったが、日差しが暖かく、ちょっとうつらうつらしながら。ミステリとか軽いものを読むにはいい場所かもしれないっすね。
天気予報じゃ午後から雨って言ってたので、ほんとかしらんと疑いながら水まきはしなかったら、珍しくあたって、夕方からどしゃぶり。うれしかった♫
ユキヤナギは今や満開。去年めちゃくちゃ刈り込んだのに、いつもと変わらぬものすごい豪奢なうねりを見せてくれて、ありがたいです。
これ、アザレアかな。こんな季節に咲くのだったっけ。バラみたいにかわいいピンクです。でもここは、まだちゃんと草取りをしてないから周囲を撮せないんだよね(笑)。
昨日の青い傘の植木鉢、かたちがよくわからなかったかもしれないので、しつこくもう一枚。
家の中では、シクラメンがいよいよ花を増やしてる。十三年目とは思えない。
お店の人は「今は花が高くて」と恐縮するけど、あんまりきれいなので、安い切り花を少しだけ買う。赤いのが千鳥草、青いのが矢車草。ほんとは庭にも植えたいな。
「古事記伝」、ハヤオの生と死については、ことばの意味には詳しい考察がいろいろあるが(「ほと」は女性器だけをさして男性器には言わないとか)ヒルコのそれほどには検討はされてないみたい。宣長としては、あんまりふれたくない記事なんだろうか。
そのあと、つらつら読んでたら、もうイザナギが黄泉の国から帰って来て、アマテラス、ツクヨミ、スサノオを生んでた。アマテラスが女性だということを重ねて強調し、中国の陰陽思想と日本神話が関係ないことを念押ししてる。それと、わが国の災いや不幸は、皆ヨモツクニの汚れやマガツミによって起こされるというのが宣長の考えらしく、考えようではマガツミの役割って相当重要だ。
で、イザナギが黄泉の国の穢れを清めるための水浴で、脱ぐ服やはずす装身具の説明がめっちゃ細かい。当時のファッションブックみたい。それと、目に見た汚れは「浅くてなごりなき」ゆえに大したことないから、左右の目をすすいで生まれたアマテラスとツクヨミは善神だけど、鼻で嗅いだ汚れは「深くてそのなごりうせがたき」ゆえに鼻をすすいで生まれたスサノオは悪神だと言っているのも、へえとびっくりした。