思っただけで寒気がする
あーあ、仕事が進まない。どうしてくれよう。とにかく明日はがんばろう。
袴田さんの再審がはじまるようだけど、ご本人の会見もままならないらしい状態をお察しすると、こちらがつらくて苦しい。
それにつけても、放送法の実態が暴露されはじめているのを見ると、そんなこっちゃろうと思ってはいたものの、やっぱりそういう言論弾圧をやっていたのかと、あらためて恐ろしい。そして、どのくらい食い荒らされているのかは知らないが、まだまだこの再審請求が認められるほどには、司法までは支配しきれていないのかなと細々と安心する。最高裁判事の人事にも怪しげな介入をしていたように、報道の次は司法をわがものにしてしまおうと、政府か統一教会はねらっていたにちがいなく、そこをつかまれたら、本当に本当に、どうなることかと恐ろしい。
若い人に見せようと思って買ったシェイクスピアの古い映画のパック、「ロミオとジュリエット」はまあ面白かったので、今は「ハムレット」を見ている。はじまってすぐ気がついたが、ローレンス・オリヴィエ主演のこの映画、たしか私は学生時代に今はなくなった福岡は中洲の映画館で見たのじゃなかったっけ。あのころはよく映画に行ってたから、予告編を何回も見て、「何とかかんとかのカメラが、エルシノア城をかけまわる!」とかいう予告の字幕を何度も目にした。たしかに城の様子が重厚でカメラワークが美しい。オリヴィエもオフィーリア役の女優さんも、イメージはいまいちだが、もう歌舞伎みたいなもので、演技というか、格調で楽しませてくれる。兵士マーセラス役のアンソニー・クウェイルって、「アラビアのロレンス」に出てた彼だよね? なつかしい。
ベッドにひっくりかえって読む気軽な本がなくなって、しょうがないから岩波少年文庫の「カッパのクー」とかで、アイルランドの民話とか読んでたが、今日何冊か適当な文庫本を仕入れて来た。垣谷美雨さんと山口恵以子さんの新作。どっちも面白くて読みやすいから、あっという間に読んでしまえるのが、いいような悪いような(笑)。
写真はよく行くお店で見せてもらった、今年のつくし。うちの庭にもどっかに出てるかもしれないんだけどなあ。
「水の王子・村に」の続編の余談(笑)の第二話が終了。いいんだけど、こういう片手間の仕事だけが進んでしまうのよねえ。それにしても、スクナビコだかシタテルヒメだかが、こんなに活躍しようとは。ていうか、いわゆるルッキズム(外見至上主義?)ってやつに、これだけけんかを売ろうとは(笑)。もしかしたら、「水の王子」中、一番の最強の戦士かもしれない。次の「余談」でも、きっとこのまま突っ走ります、はい。