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春の庭

なーんとなく、だるくて眠くて疲れている。ひたすらベッドで寝てしまう。熱もないし食欲もあるのだが、とにかくけだるい。今日は3月11日。原発再稼働も復興税の防衛費流用もとめられない自分を、失われた多くの命が責めているような気もしないではない。

とにかく、そんな身体に鞭打って、植え残していたノースポールを一気に植えた。かわいい青いブリキの傘のかたちの植木鉢を買ったので、それにつめこんだ。期待どおりの出来ではあったが、表の庭に置いたら、もうちょっと目立たせたいので、他の鉢を移動させようかと思ったりしている。

ルピナスの花がちょっと衰えてきたと思ったら、何と新しいつぼみがついていて、もう最高。水仙もパンジーも満開だ。もうちょっと草取りをしたいが、いかんせん、まだ足が痛いので、思うにまかせない。

若い人にシェイクスピアを見せたくて買った安物のDVDが、古すぎてあまり面白くないので自分で見ているのだが、モノクロ画面がそれなりに面白くもある。「ロミオとジュリエット」では、ロミオがレスリー・ハワードでなかなかきれいで初々しかった。「風と共に去りぬ」のアシュレーへの抜擢もこれがあったからかなと納得。

ちびちび読んでるミステリ『殺しへのライン』がもうすぐ終わる。多分作者のホロヴィッツはホームズが好きで、彼なりの二次創作じゃないのかなと思ったりする。で、ワトスン役の語り手(作者)が、あれこれ推理をするのだが、これはすべてまちがいなのがわかっているので、その可能性がすべて排除されるから(笑)、読者がまちがった予測をする余地がないのが、ありがたいけど、先が見えない。

「古事記伝」はハヤオの誕生と死の部分になった。面白いけど、この話はまた明日。

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カツジ猫