鯉のぼりを洗濯
もちろん鯉のぼりはもう早くに取り込んだのですが、何度も雨ざらしにしたから、しまう前に一度洗ってやろうと思って洗面所においていたら、ついそのままになっていて、やっと今日ぬるま湯で洗って干して乾かしました。これでやっと他の部品とともに箱にしまえます。何とか五月中には片づけられそうでよかった。
とは言え、今週はわりと時間があったのに、この二三日またぐたっと過ごしてしまって(だって、三度の食事して洗濯して水まきして買い物して入浴して猫の世話して仏壇や神棚のお参りをして、あちこちに飾った花のしおれたのを取り替えてバラの場合は挿し木にしてとかやってたら、あっという間に時間がたつしエネルギーも枯渇するし)家も庭も片づかない。
あんまり自分でうんざりしたから、今日美容院に行ったとき、美容師さんに先日撮った、ジャングル化した庭の写真を見せて「もう今のうちの庭は、この通り森の中なのよ」と自虐ネタでぼやいたら、彼は写真をじっと見て、まんざら冗談でもなく、「あー、でも、これはこれでちょっといいんじゃないですか」みたいなことをのたまった。
まんざらなぐさめでもお世辞でもなさそうだったし、行きつけの花屋さんもときどき見る私の庭を、「そういう感じの庭と思って見るからか、あんまり荒れてるという感じじゃない」と言ったことがあったから、まあ、ここまで茂り放題にしている庭なんて最近じゃまずないだろうし、皆珍しくて目をくらまされるのかもしれない。
でもそれでいい気になってたら、本当にいばら姫(眠れる森の美女)のおとぎ話もどきに私の家は木々と草におおわれて見えなくなってしまいそうだから、少しずつでも刈り込まねばと思って、時々剪定ばさみで枝を切りまくっているが、何となく焼け石に水って気もしないではない。
それでもともかく夕方水まきをしたついでに、奥庭のバラの鉢を二つほどきれいに整えて、先日買って来たバラの土を入れてやった。でもまだ鉢は多いし、土は足りそうにないし、また何袋か買わなくてはならないかも。私は古米も古古古米も別に気にしないけどどうせ買い物競争になるのがいやだから、高いのでも買っとこうと決めていたのだが、バラの土を十分に買うとすれば、そうも言ってられないから安い米でもさがすかな。どうしよう。
ちょっとだけでもそうやって庭仕事をしたので余勢をかって、冷蔵庫の中の古くなった野菜(カビが映えそうなかぼちゃの切り身、芽が出まくりの新じゃが、昨日安売りで大袋を買ったナス、しなびた玉ねぎ)と豚の細切れを鍋にぶちこんで、庭のハーブと月桂樹の葉っぱをちぎったのと塩コショウだけで適当に味付けして煮たら、そこそこうまいおかずができて、明日か明後日までは食べられそうだ。食料を確保したから、明日こそは家の片づけにはげもう。いざとなったらもう、片づけは六月いっぱいかかってもいいことにする。…その間、誰も訪問者がないことが条件だが、まあ多分大丈夫だろう。
で、中途半端な達成感を味わいながら、教育テレビの「プリティッシュ・ベイクオフ」を見ていたら、あれれ?これ、アマチュア料理家たちのお菓子やパンを作る腕前の競技番組なんだけど、前回、一人(わりと若い、ひげがおしゃれな男性)が冷凍庫に入れて冷やしてた制作途中のアイスのボウルを、別の一人(一番年長者の家庭的な女性)が自分のを出す時に、出しっぱなしにしていて、その人(男性)はアイスができなくて途中でゴミ箱に捨ててしまい、結局その回で脱落した。出しっぱなしにした人(女性)にどれだけの責任があったかはわからないけど、とにかくその人は一応お菓子を完成させて勝ち残っていたから、なーんとなく、えー、いいのかと思っていた。二人ともそんなに優勝候補ではなく、多分途中で脱落しそうではあったけど、だからこそなおさら、後味が悪かった。参加者たちはめいめい異なる魅力があって、好感度も高かったが、何となく今後はその女性を見たらもやもやするだろうなと思っていた。
そしたら、今日の回の冒頭でいきなりその女性は体調不良で欠席ということで、それきり脱落ということになっていた。「残念だ、淋しい」「おばあちゃんみたいで好きだった」と他のメンバーは言ってたし、実際はどういうことだったのかわからないけど、もしかしたら主催者が状況を検討して、そういうかたちで彼女を排除したのかもしれない。何だかちょっと、いや大いにほっとした。まあ、こんなことに一喜一憂している私も、まったくどうかとは思うけど。
ふーん、今このハッシュタグを検索したら、やっぱりいろいろ事情は複雑そうですね。まあ、その昔の「プロジェクト・ランウェイ」での対立のいろいろに比べれば、ささやかなものではありますが。
イスラエルの悪口とかトランプの悪口とか、いろいろ書きたいことはあるけど、また明日にでも(笑)。
写真はどんどん咲き始めたのを、とうとう切ってきて花瓶にさしたカキツバタです。これまた毎年増えて行くようで、うれしいような恐いような。