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学長選考会議について

皆さまへ

こんな署名が送られてきました。
何かこう、何をどうしたらいいのか、どこにどう署名したらいいのか、よくわからん書き方なので、やりにくいんですが、
趣旨はまったくその通りなので、どうぞ拡散、署名して下さい。

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学長選考会議の権限強化に反対します―これ以上、大学を壊さないでください! http://chng.it/Gr9xQ2Nm

国公立大学の学長・執行部の暴走が全国各地で止まりません。このような事態を収拾するために、政府は国立大学法人法を改正し「学長選考会議」の権限を強化するとともに、文部科学大臣の任命による監事を置くという案を発表しました。しかしこの改正案が施行されると、事態はもっと悪化することが予想されます。

大学のガバナンスがおかしくなってしまったのは、トップダウンの掛け声のもと、学長に権力を極度に集中させたからです。その学長を選んだのは学長選考会議です。一連の問題は、学長選考会議が大学をうまく運営できる人物を選んでいないから起こっているのです。

なぜ学長選考会議は大学にふさわしい人物を選べないのか。それは学長選考会議の構成員の多くを学長自身が選んでいるからです。学長は自分の意に沿う人物を選び、その人物に自分を選んでもらう。多くの大学には教職員によるリコール規定もありません。つまりチェック機能が存在しないも同然なのです。

今回の改正は一見、このチェック機能を強化しているようにみえるかもしれませんが、問題の本質である「学長選考会議のメンバーの多くを学長が選ぶ」という点には踏み込んでいません。つまり、今回の改正では学長の暴走を止めることはできないのです。

大学のことを一番よく知っているのは、現場の教職員です。その意見を顧みないトップダウンの成果主義は、すでに大学の教育現場を十分すぎるほど破壊してきました。教育や研究の成果には数年で測れないものもたくさんあります。大学の破壊は、確実に将来の日本社会の劣化を招きます。

今回の改正案の「みかけだおし」を多くの人に知っていただき、これ以上の教育・研究現場の破壊を止めるために、有志がChange.orgで声を上げています。どうかみなさまにはこの運動にご賛同いただくとともに、情報の拡散にご協力いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

学長選考会議の権限強化に反対します―これ以上、大学を壊さないでください! http://chng.it/Gr9xQ2Nm

筑波大学学長選考を考える会

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カツジ猫