「ロビン・フッド」を見てきました♪

映画「ロビン・フッド」が公開されたので、見に行ってきました。
子どものころからのロビン・フッドファンとしては、いろいろひやひやしていたのですが、なかなかよくできていて、ほっとしました。
ロビン・フッド伝説の、のーんびりした趣きが、ちゃんと随所にあふれてて、よかったです。

この伝説の中ではおなじみの悪役、ギズボンのガイは出てませんでしたねー（笑）。
でも、リツル・ジョン、赤のウィル、アラン・ナデール、タック坊主などは、けっこううまく織りこんでありましたけど。

それにしても、ジョン王って、どの映画でもほんとにアホなんですね（笑）。
考えようでは、マグナ・カルタをとにかく制定したんだから（させられたんだから）、それは功績として認めてやってもよかろうに。
今回の映画でも、そのアホさが、いっそ、かわいらしかったです。
「冬のライオン」の登場人物たちが、けっこうかぶって出てくるんですよね。「アリエノール」とか訳してあったけど、あれ、「アキテーヌのエレノア」ですよね。キャサリン・ヘプバーンが「冬のライオン」で、やったやつ。

とにかく、シェイクスピアの劇とか読むには必見ですね、この映画。戦いのイメージがすごく鮮やかになる。城とかの様子も。現実にその通りだったかはいざしらず、ほんとに画面がきれいです。風景、小道具、すべて手抜きがない。俳優たちも皆、寸分のすきもない演技なので、すごく安心して楽しめる。

ところで、町はクリスマスツリーやイルミネーションもあったけど、なんだかいまいちで、ほんとに１２月？という感じもします。
でも、福岡のはずれの大きな橋のぎぼしには、サンタもどきの赤い服と帽子がつけてあり、繁華街では時報とともに、にせの雪が降っていました。
いいけど、今年のクリスマスって何か変（笑）。