あめのひの、ぼく(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
たいふうのせいか、あさから、あめです。
でも、そんなにひどくないし、かぜもふいていません。
かいぬしは、せんたくものを、おふろにほしながら、
「これなら、じむも、おやすみにならないかな」と、いっています。
かいぬしは、さいきん、ぼくが、べっどにあがって、
かいぬしのそばにいくと、ぼくをなでながら、かおをみて、
「ときどき、おまえが、なにものか、わからなくなる。
なにを、かんがえているのだい」と、いいます。
なにかといわれても、ぼくはべつに、なにもないけど、
さいきん、くれる、かつぶしは、おいしいなとか、
いつもいえに、いてくれたら、あんんしんだとか、
たまには、あそんでほしいとか。
あっ、つめとぎも、そろそろ、あたらしくしてほしいかな。
ぼくの、このみの、まるい、つめとぎを、
かいぬしは、いくつもかって、わすれて、また、かって、
ものおきに、なんこも、あまっているのを、
ぼくは、ちゃんと、しってるんだぞ。
「きょうは、すこし、すずしいかもしれないから、
がんばって、うえのいえで、かたづけをするか」と、
かいぬしは、さっき、いっていました。
ぼくは、また、おるすばんかな。
あめのひは、ねることにしてるから、
べつに、いいけどさ。