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あれ皆知らないんかな

オリンピックの選手村でお酒は持ち込み、その他いろいろの話に、私がよく行くツイログで「赤死病の仮面」か、というコメントがあって、大いに受けたんだけど、人気あるツイログにしては、いいね!が少ないし、リツイートしてるの私だけじゃん、ひょっとして。

ということはポオの「赤死病の仮面」って知らない人が多いのかな。このコロナ下の状況で読まないのはもったいない、短編ホラー小説なんだけどな。

これ、今作りかけてる後期の授業のテキストの一部にも、ちらっと引いていて、その原稿の一部がこちら。最後の最後に出て来ます。ご用とお急ぎでない方はお読み下さいませ。

手っ取り早く内容を知りたい方はこちらや、こちらを。後者には一年前の私のブログもリンクしてあってちょっと笑った。コロナの流行しはじめたころ、私も連想してたのね、この作品を。

昨夜は、私の留守中に猫のカツジの世話をして下さった方々のお一人が、お嬢さまといっしょにカツジを訪問して下さいました。お嬢さまがおもちゃでカツジを遊ばせている間に、お母さまは遊びに気を取られているカツジにブラシをかけて下さるという最強のタッグで、カツジは全身ふわっふわにきれいになって、見違えるようです。

でも、お帰りになるときに、カツジはとても楽しそうにしていたのに、ベッドの上に腹ばったまま、背を向けていました。お母さまが、「かっちゃん、帰るよー」と言っても知らん顔。「いつもああして、私たちが帰るときには、こちらを見ないで背を向けているんですよ。それがかわいそうで、帰りにくくて」と言っておられましたが、もー、ほんとーに、やるもんだなー、人の優しさにつけこんで。

お見送りして戻ってくると、しっかり起きて、テーブルに飛び上がって、まん丸い目をいっぱいに見開いて、帰って行かれた方向を見ていましたから、お別れしたくはないんだよね、気持ちとしては。でも、知らん顔で背中を向けて無視するのって、まったくもう、歌の文句じゃあるまいしよ。(同じ曲ですが、こっちも見ときます?)

今朝、もう一人のお世話して下さった方にお目にかかったので、その話をしたら「私の帰るときは、そんなポーズはしなかった。相手によって変えてるんですよ。テクニシャンですねー」とあきれたり感心したりしておられました。
そうなの? カツジ。

これは、もう一人のお世話して下さった方が撮った写真。くやしいけど、私が撮るときより、いい顔してるんですよね。

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カツジ猫