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いちじくとバタつきパン。

◇昔、田舎の家に何本かいちじくの木があって、よく、塀の上に登っては、そこで枝からもぎった実を、そのまま食べていた。日光にぬくめられた、その甘さが今でも忘れられないからか、スーパーでパック入りのいちじくを買って食べると、期待度が大きすぎることもあって、いちじくの死骸(いやそりゃたしかに死骸だが)を食べているような、面白くない味気なさで、毎年こりずに買っては失望していた。

ところが品種改良でも進んだのか、私の記憶が薄らいだのか、どっちか知らないが、今年のいちじくは妙においしい。それで、ついつい買ってしまう。ワインで煮ようかとか思っていても、間に合わず、そのままつい食べてしまうほどだ。

◇パンもたまたま食パンを買っているので、バタを塗りやすくするために、食事の一時間ほど前に冷蔵庫から出して、やわらかくしておき、熱々のパンに、たっぷり広げて食べている。
あとは作り置きのおかずや、ヨーグルトで、今朝もけっこうな朝食をすませた。風邪はまだまだ残っているが、峠は越さないまでも、安定期に入った(笑)ようで、苦しくはなく仕事もできる。22日の催しの、自分の講座の資料を作って事務局に送っておいた。

◇今朝の毎日新聞で、政治家の本棚紹介というコラムがあって、共産党の市田忠義さんが紹介されていた。母が演説会に行ったとき、この人の話がとてもいいと言って、ごひいきだったのを思い出した。読んでみたら、それもそのはず、野球少年なのに文学好きで、啄木の歌集700首あまりをそらんじていたと言い、今も50首ぐらいは、すぐ出てくるそうだ。多分そうやって、空で口ずさんだのだろう、たくさんの啄木の短歌を、それも絶妙な場所で引用して、インタビューに答えていた。話の中身も深くておしゃれで含蓄があり、魅了された。

こんなに教養豊かな人が、どうやら泊原発の漢字も読めないらしくて、柏原発とまちがえてるような人たちと、対等に議論や勝負している現状に、目まいがした。まったくもう。

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カツジ猫