うぐいすを見た

月曜の朝つまり一昨日の朝、ごみを出しに行ったら、だいぶ上手になったウグイスが、大きな声でホーホケキョと鳴いているので、見上げたら、すぐそばの木の上の枝にとまってゆれていた。雀などに比べると大きくて肥っていて、私が見上げているのに逃げもせず、身体をゆすってピッチョッケピッチョッケとライバルを威嚇するときに鳴くという、谷渡りという鳴き方をひとしきりしてから、飛んで行ってしまった。最近、猫目線になりすぎているのか、妙にうまそうなウグイスだと思ってしまった。このへん、猫が多いから、食われないよう気をつけるんだぞ。

地方選挙が始まって、こっちは人間のウグイス嬢が選挙カーで訴えている声があちこちで聞こえて来る。まだ民主主義が機能してると実感できて、ほっとする。この選挙カーの声やデモの声がうるさいというやつも、このごろではいるらしいが、そんなに静寂を求めて何を迷走するじゃなかった瞑想するのか聞きたいもんだね。
私は県議も県知事も、要するに今の政権が一番いやがる、困る結果にするためには、誰に入れたらいいだろうと、まだ迷っていて決められずにいる。ただ棄権や白票はないやね。デモや選挙カーをうるさいと思うのと同様、それは生きてること、考えることの放棄と思う。