うすら寒いニュース。
◇下記のアドレスは、どちらも前に紹介したブログとツイログです。
こちらの「みなしご救援隊」という動物救援活動をしているところでは、栃木の小型犬遺棄事件について、関係の機関や警察が積極的でなく、さらに犠牲が増えているということが訴えられています。
http://blog.livedoor.jp/inunekoblog/
こちらのKumikoさんのツイログでは、もう少し前になりましたが、日本の入国管理局での外国人の扱いのひどさがとりあげられています。
こういう事実があることだけでも、一人でも多くの人に知ってほしくて紹介します。動物と人間を並べて書くのもどうかなと少しためらいもしましたが、どうしても、この両方の根底にあるものは同じに思えてしかたありません。苦しんでいる命への無関心、問題に向き合おうとしない無気力。これを生むのは疲れなのでしょうか。臆病なのでしょうか。
新聞の予想では自民党が勝つかもしれないという今回の選挙にも、どこか同じものを感じます。まあ、こうなったら本当に共産党にがんばってもらうしかないのかな。共産党にだっていろいろ不満もありますが、もうそんなこと言うている場合ではない。
格差が広がるのと、原発の再稼働と、集団的自衛権で(地球の裏側でも)戦争ができる国にするのと、どれが一番日本を早くほろぼすだろうか、どれを一番くいとめるべきかと、ものすごくしょーもないことを考えています。
どれも日本をまっしぐらに奈落に落っことす道につながるとは思いますが、もしかしたら、この中では一番急がなくてよさそうな、格差の広がりをくいとめるのが、案外一番大事かもしれない。
◇リフォームした上の家にはランプも無事について、今は、田舎から持って来たいろんな絵をあちこちにかけています。これがなかなか大事業で、何しろ田舎の大きな家にあっちこっちかけていた絵を、半分の大きさもない、こちらの家にとじこめるので、ひとつまちがったら、とんでもないことになりそうで、ひやひやしています。
絵って、かけて見ないと、回りにどう調和するか、浮くか沈むか、まったく予想がつかないんですよねえ。ものすごくインパクトのありそうな絵が、案外おとなしかったり、絶対ここには似合わないと思った個性の強い絵が、意外としっくり溶けこんだりする。もう、ばくちです(笑)。
それで何だか疲れたので、レンタルショップに行ったら、ロシア映画らしい「三銃士」の新作のDVDがあって、恐いもの見たさで借りました。まだ最初の部分ですが、これひょっとして原作を観客が完璧に知ってることを前提に作ってないか?と思うぐらいに説明不足でテンポが速い。しかしさすがは伝統あるロシア映画で、映像はきれいだし、俳優は皆絵に描いたような美男美女で演技もうまく、目を楽しませてくれます。
◇スーパーに行ったら、おさしみが珍しく半額になっていたので、久しぶりに買ってカツジ猫にわけてやりました。
やつは喜んで食べましたが、その後も何だかものたりない顔でうろつき、結局、いつもの「おやつ」もほしかったらしくて出してやったら、ぺろりと食べました。何というやつだろうね。
そして、外猫の「しまお」は、あいかわらず来ません。彼がひょっと来ていたらと思って、仕事がすんだらまっすぐに家に帰るくせがついてしまいました。まあ、どこか新しいエサ場を見つけて、もぐりこんでいてくれたらいいのですが。