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かまぼこと、イヤリング

◇昨日、ご近所の方が、時々いただく、おいしいかまぼこを三本持って来て下さった。お正月に食べようとほくほくしていると、今度は宅急便で、昔の教え子から、赤いきれいなイヤリングが届いた。来年早々、結婚するそうで、めでたさのおすそわけをしてもらったようだ。

今日はまたコミックを三冊ほど買って来て、のんびり読んでいる。夜に入って次第に寒くなったようで、人も動物も無事に過ごしているだろうかと、何となく気にかかる。

◇愚かさも冷たさも、行き着くところまで行ったような政権のもと、それに対抗する賢さと暖かさを失わないようにすることが、来年の最大の課題だろう。

この前読んだ「ゲルマニア」三部作、感想は山ほどあるが、最初の巻にゲッペルスが出てきたときの描写でふと、あらためて気がついた。ヒトラーもゲッペルスも、アーリア民族の優秀さをぶち上げてユダヤ人を差別し殲滅しようとしたのだが、自分たちは決して金髪碧眼ではなく、むしろユダヤ人っぽい黒目黒髪なのだ。
あまりに目に見えすぎて、もはや変とも感じないが、そりゃまあ、白人が自分たちと異なる黒人を差別するのも気持ち悪いが、こうやって、むしろ自分たちに近い、似た存在を攻撃し抹殺しようとするのを、おかしいと思わない精神というのも無気味だ。

飛躍するかも知れないが、最近、いわゆるヘイトとやらで、弱者や少数者や他者を攻撃する人というのは、どうもどこか、これに似て、自分と同じような存在を、「自分はちがう」と切り離して生き延びようと必死になっているように見えてしかたがない。
貧しい人をさげすみ、愚かな人をさげすみ、弱い存在をさげすむ人の現実の姿を見ると、おおむね、というより、ほぼ例外なく、貧しくて、愚かで、弱い。そういう人たちが必死で、「自分はちがう」と言い張らなければ危険と感じているような世の中こそが、罪深いのかもしれない。

◇正月帰省の折、またたくさんの人に呼びかけて下さい。辺野古の土砂投入の中止を、ホワイトハウスに訴える署名です。17万を超えました。さらに増やしましょう。年賀状でも呼びかけましょう。

【辺野古の工事中止を求める署名・手順】ホワイトハウスへ送る!
英語ですが、簡単です!

署名サイト
Stop the landfill of Henoko / Oura Bay until a referendum can be held in Okinawa

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の欄を埋めて「Sign」というボタンを押します。

すると即、メールが届きます。英語で長く書いてあるけど飛ばして(笑)、真ん中あたりに青字で、
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とあるところをクリックします。以上!

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