これでも一応イブってことで
◎カツジ猫がこのごろ、あちこちに吐いていることがあって、本人?もそれでめげているのか体調が悪いのか、ちょっとしおれているような気がしたので心配になって、今日お医者さんにつれて行った。この寸秒を惜しむ文字通りの綱渡りの毎日に、こんな予定を押しこむなどと、我ながらマゾとしか思えない。
一応元気でエサも食べているので、大丈夫とは思うけど、と先生と話して血液検査でもしましょうか、ということになったが、注射の準備をしていたらカツジが、けんのんにうなるので、先生はこれは無理ですねとあっさりやめてしまった。のませられるようならと丸薬をもらって1500円ですんだのが、ありがたい。飼い主孝行な猫ではある。(笑)
まあ多分、カツジは大丈夫だろうと思うのだ。体重も夏の3.8キロから4.3キロに増えていた。何しろエサの食べ方がすごいので、吐くのは食べすぎだと思う。それと、私が最近忙しくて、あまりかまってやれないので精神不安定になっているのだろう。そして、よせばいいのにシナモン猫にちょっかい出してやられているようで、今日は大きなお目目のふちをまたひっかかれて、かさぶたができていた。そのきれいなお目目を傷つけられたらどうするんだい。
◎新築の家はほぼできてきたが、完成は年明けになりそうだ。うちに泊まっていた大工さんは一応ひきあげたが、また滞在するかもしれないから、へやはそのままにしてある。「しばらくは誰も来ない、年末だから」と言って帰られたので、よしよしと私は羽根をのばす気でいたら、クロス屋、電気屋、電柱を移転してもらうNTTの人、左官さんなどが次々訪れ、いろいろと決めることが毎日あって、ちっとも気がぬけない。
昨日と今日は雪の舞う中、左官さんが一人で来て入念に壁を塗っていた。「一人じゃ淋しいね」と同情したら、「いや、人が多いとなかなか仕事ができないから、この方が楽だ」と言って、芸術家のように楽しそうにあちこちを塗っていた。猫の出入口を壁につけてもらったのだが、その下にちゃんと階段をつけてくれるそうだ。
来週早々にトイレと洗面所と台所の壁に張るクロスの模様を決めなければならず、雨どいの取り付けに30日に来るとかいうし、皆まったくよく働くな~。私は、急がないよ、ゆっくりでいいよ、とず~っと言っているのだが。
◎家がこんな風だから、クリスマスも正月も何もなしにしようと決めていたら、当初の計画ではクリスマス前に完成の見込みだったから、私は例年のように小さなクリスマスケーキを注文してしまっていたのを忘れていた。それをひきとってきたので、せっかくだから、チキンも買って、猫たちとイブを過ごすことにした。レアーチーズケーキをカツジに見せて、クリームを指にのせてなめさせたが、いまいち感激した風がなかった。こいつ外見と裏腹に、好みは和風なんだよな~。
◎昨日は今年最後のカルチャーセンターの講義をしたあと、九大の研究会に行って、夜の飲み会までつきあった。いろいろな人と会えてしゃべれて楽しかった。帰り着いたのは夜中、ついこたつで寝てしまう。風邪と腰痛がぶり返さないかと思ったが、どちらもどうやら峠は越した模様だ。やれやれ。