その後の展開(笑)
キャラママさんの予測が当たり過ぎて笑うより他無いのですけれど。
色々と考えまして、母とテレビを観て居ても出来る様な単純な仕事を探して、昨夜はずっと付き合って居りました。何時もは9時には寝る母なのですが私が居間に居ると嬉しい模様で11時頃まで起きて居ました。
母が寝た後、私は日付の変わる頃物置に引き上げ、徹夜で仕事をして明け方にそこのベッドで寝ました。
この物置の窓からは国道や鉄道が見え、電車やトラックが深夜でも明るく輝いて行き来するのが見て居ても楽しく、夜明けには窓の近くの梅の木に目白が何羽もやって来て梅の花の蜜を啜って居るのも見え、気分良く朝寝して居ました。
そうしましたらどなたかが庭に面したガラス戸を叩かれるので出て見たら、家の管理をお願いしている市会議員と大工の棟梁さんで、母から電話があって駆け付けたのだとおっしゃいます。
母は私が居間の隣の仕事部屋で寝て居るものと思い、朝になって声をかけても返事が無く鍵も掛って居るものですから(母がしばしば戸締りを忘れたりするので、私は自分が居なくても仕事部屋には施錠して居ます)、私が中で死んで居るかも知れないと思って二人に電話を掛けた様です。結局ガラスを割って部屋に入って確認し、空なので下の母家に見に来られたのでした。
大変お忙しい御二人なので恐縮する他無かったのですが、「まあ笑い話で済んで良かった」と御二人は実際ほっとされた様でした。私は手短に御二人に昨今の事情を説明して御詫びしました。
勿論母は真剣に心配もしたのでしょうが、それ以上に私が見つからなかったらどんな手段でも取るという意思表示とも思えて不快の極みでした。
でも丁度良い機会でもありましたから、割れたガラスを直して頂くついでに棟梁さんに相談して水道屋さんにも来て頂き、物置に簡単な調理台と流しを設置して貰う事にしました。トイレと風呂は母家のものを使えば良いので、これで物置に籠って仕事をする体制はほぼ整った様です。
母がこれに気がついたら又この物置まで、例え足が弱って居ても這ってでもやって来る事も分かって居ますので、その対策は又考えなくてはならないでしょうが、当面はこの物置と新しい家の地下室の様な書庫を住まいとして活用できる様、工夫して見る積りです。