たまには詩なんかいかがでしょう
昨日はCDを買った店に写真の袋を置き忘れ、その写真を見せた店でメガネを置き忘れ、プレーヤーは何だか調子が悪く、炊飯器の炊飯を押し間違えて保温にしてたら奇妙なものが出来、それを今朝焼き飯にして何とか食べ、何かまだあったっけ、とにかく波乱に富んだ一日でした。まあ、仕事はささやかにノルマ達成、でもまだ遅れてる。
気分治しに、昔友だちから教えてもらった、あじさいの詩をご紹介。私の覚えてたのと少しちがうので不安ですけど、多分大丈夫でしょう。
紫陽花 堀口大學
ばらだから褪せもしようさ
紫陽花だ 雨にも色ます
ばらだから香も失せようさ
紫陽花だ 匂いはいらぬ
青ざめた丸顔だって?
その代り 頬は散らない
赤いばかりが色かってんだ
青いのも花の色だよ
雨ふれば平気でぬれる
風ふけば平気でゆれる
蝶もこないが毛虫もつかぬ
刺なんか元より不要
丸腰ものんきなものよ
葉のつやで元気が知れる
花期だって比較にならぬ
三倍も五倍も長い!